雨曇子日記

エイティライフの数々です

古賀メロディー

2020-09-05 11:35:53 | エッセー

NHK朝ドラ「エール」の影響で、世間の注目は、古賀メロディーにも向けられているようだ。

 

ドラマでは、満州事変の昭和6年のヒット作「酒は涙か溜息か」が巷にもてはやされている様子、続いて発表された、藤山一郎の歌う「丘を越えて」の吹込みシーンなどがみられた。

”古賀メロディー”にはどんな曲があるか、少し調べてみた。

 

「影を慕いて」(まぼろしの影を慕いて雨の日に・・・)

「サーカスの歌」(旅のつばくろ さびしかないか・・・)

「二人は若い」(あなたと呼べば あなたと答える・・・)

「ああそれなのに」(空にゃ今日もアドバルーン・・・)

「男の純情」(男いのちの純情は・・・)

「人生劇場」(やると思えばどこまでやるさ・・・)

「東京ラプソディー」(花咲き花散る宵も・・・)

「誰か故郷を思わざる」(花摘む野辺に日は落ちて・・・)

 

昭和20年、戦争が終わると、次のような曲が続々生まれた。

 

「湯の町エレジー」(伊豆の山々月あわく・・・)

「芸者ワルツ」(あなたのリードで島田も揺れる・・・)

「柔」(勝つと思うな思えば負けよ・・・)

 

3000曲以上を作曲したそうで、名曲をいちいちあげればきりがない。私は、現在巷に流れている歌はほとんど歌えないが、上記の歌なら歌える。

古賀政男は、さすが、国民栄誉賞の作曲家だと思う。(昭和53年・1978)受賞。