6 月 30 日野田市駅に降りました。
駅舎は、2020 年度の高架切り替えに向けて、仮設です。
明治 4 年から昭和 5 年までの駅は少し離れた場所にあったそうです。
(旧野田町駅を示す SL 街灯はその名残です)
昭和 34 年 4 月開館の郷土博物館に来ました。(千葉県最初の登録博物館)
2 階の常設展示から見ていきました。
(野田醤油醸造の図)
(全国的にも類例を見ない醤油醸造の押し絵)
(かっては樽の生産も盛んでした)
(薬師如来像が一体ぽつんと置かれていました)
一階は、市民参加型の展覧会が開催されていました。
本橋さんは東京豊島区のお生まれだそうですが、昭和 35 年に野田市に来られ、地域の風景をずっとスケッチしておられるとのこと。
関宿城から始まって、野田市の風景が描かれていました。郷土愛がにじみでているように感じました。
同じ敷地に市民会館がありますが、これは、大正 15 年築の茂木佐平冶家邸宅でした。昭和 31 年キッコーマン KK を通して野田市に寄贈されたのです。
松戸市の戸定邸と経過が似ていると思いました。
(上がり框は一木でできている)
(火鉢を入れて炬燵にするつくり)
(この座敷で将棋の竜王戦などが行われたことから、関連のグッズが展示してあった)
見どころ満載で、ボランティアの方のていねいな説明を受けて贅沢な時を過ごしたように思います。ありがとうございました。
{開館時間}午前 9 時~午後 5 時
{休館日}火・年末年始
{入館料}無料
野田醤油といいましたころの会社は流山工場
までいれ製造工場が7か所ありました。寝具
業界でマットレスが発売されたころで会社の
生協さんと取引があり工場回りをしました。
懐かしいです。
新駅舎ができる頃、野田市が増えているかも知れませんね。