3 月 19 日(金)楚人冠邸の椿見学のあと、我孫子市寿にある子之神延寿院に足を伸ばしました。真言宗豊山派の寺で、大正 7 年に我孫子駅前の本町から引っ越してきたことは学習済みですが、そのまえの神社の痕跡を探してみようと思ったのです。
それは、すぐ見つかりました。
鳥居はありませんが、石畳の先には神社の本殿が建っていたと思われます。
先に進んでみました。
「与野大権現」と読める石碑がありました。さいたま市与野には、与野七福神大黒天を祀った真言宗智山派の円乗院西念寺があります。(与野とあるだけで、この寺と関係づけるのは無理でしょうね)
大権現に刻まれた寶暦八年は 1758 年、燈籠の明和五年は 1768 年です。
昭和 46 年再建の子之神大黒天本堂の前には狛犬が置かれています。
足腰に霊験あらたかな飯能市の「子の権現」が思い出されました。この神社には大きなわらじが奉納されています。
高台に建つ寺の境内からは手賀沼が望め、ヤブツバキの大木が花を盛大につけていました。
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