一泊二日の日光の旅、初日( 2 月 20 日)は主に大猷院を見学しました。
東照宮の絢爛豪華な意匠に対して、小規模で繊細ですが、それは、家康公を凌いではならないという家光の遺言によるのだそうです。仏式の造りで、鳥居はありません。つまり、こちらはお寺。
立派なのは水屋です。山の湧き水が石造りの樋で運ばれてきます。天井には龍の絵が描かれています。(しかとは分かりませんが)
石畳の参道を南に折れて二天門、更に、鼓楼、鐘楼を左右に見て夜叉門(東照宮の陽明門にあたる)へ続きます。
4 体の夜叉が門を守ります。
その奥に現れるのが唐門です。
門をくぐると、拝殿、相の間、本殿が一体となった権現造りの建物があります。東照宮の寛永の大造替の16 年後の建築だそうです。
竜宮門の異名をもつ皇嘉門(こうかもん)の奥に家光の墓所がありますが、ここは未公開です。
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