手賀沼に流れ込む大堀川にかかる北柏橋のたもとに、市文化財の常夜燈があります。
平成 28 年 3 月に柏市教育委員会が設置した解説版には、この常夜燈は、現 JR 常磐線と国道 6 号線の間、呼塚河岸に建っていたと書いてあります。
呼塚河岸は江戸時代の終わりごろ、成田、鹿島、香取などの寺社に向かう人々の乗船場として、また、米・小麦など農産物の積み下ろし場として賑わい、常夜燈はこの河岸の航路標識だったわけです。
寄付金は近在の 10 ヶ村の有志から集められました。「うちの先祖だ!」と思う方もいる筈。
「富山の薬売り」の方の名もあると聞いたことがあるが、それは確かめられなかった。
敷地内の観音堂は「東葛印旛大師」の 4 番札所。 5 月の「大師送り」の日には巡礼の人々で賑わう。
呼塚の常夜燈、前から見たいと思っていたのですが、ネットでも紹介が少なく場所さえ分からず困っておりました。この記事が参考になり場所もよく分かりました。お陰様で昨日、無事に見学ができました。
ありがとうございました。
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