ぽんつく2号の徒然なる備忘録

退屈な日々の中に起きた些細なことを忘れないようにするために書き留めておく個人的備忘録です。

大地の芸術祭2015備忘録【2日目 うぶすな・下条飛渡エリア その7】

2015年10月26日 05時38分04秒 | 大地の芸術祭2015
昔の銭湯を使ったお化け屋敷から
車でほんの数分走ったところのローカル線の駅前にそれはありました。

これは何ですか?

ローカル線の駅と何の関係があるのかわかりませんが、とにかく見てみましょう。

《T253 下条茅葺きの塔》

屋根といいますか壁といいますか
塔の周りはその名のとおり茅で覆われていまして
その高さは12メートルだそうです。

はぁ~~~高いですねぇ・・・

で、塔の中はどうなっているかというと

古い家具が飾ってありましたし・・・

塔の上のほうには古い農機具が飾ってありました。
古民家や古い道具の新しい表現方法でしょうかねぇ・・・

あと塔の周りには・・・

前のお化け屋敷の庭にあったのと同じ感じの像がありました。
何か関係があるのでしょうか?

ローカル線の駅前にある理由って何なのかなぁ・・・と考えてみましたが
まぁシンボルということで納得することにしました。

さて次の作品の展示場所も車で数分のところらしいので移動することにしました。

それはまた次ということで・・・
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大地の芸術祭2015備忘録【2日目 うぶすな・下条飛渡エリア その6】

2015年10月25日 18時48分18秒 | 大地の芸術祭2015
山道を降りてきて国道117号にまで戻ってきて
次に向かった場所はどうやら昔銭湯?だった場所のようでした。
そこで展示されていたのは・・・

《T293 物怪観光妻有之荘》

この地域に伝わる妖怪の話をお年寄りから発掘して
それらを絵画や影絵で表現したものだということでした。

平たく言えばお化け屋敷ですね。妖怪ウォッチの影響ですかねぇ・・・

昔の銭湯が妖怪の世界へ旅立つための中央駅になったという設定だったので

微妙な列車ですね・・・

裏側は影絵になっていました。

その先を進むとお化け屋敷ですから暗くなっているところに・・・

さまざまな妖怪がいました。
一応お化け屋敷の中で真っ暗になっていますから
フラッシュを使って撮影したらまずいのだろうなぁ・・・と思ったので
極力使わなかったのですが、やっぱりブレちゃいますね・・・

かといってフラッシュを使うとこんな感じで雰囲気は台無しですから難しいところです。
ただ明るくないと妖怪の名前が見えなかったのは事実なのですが・・・

どちらかというとお化け屋敷は苦手な部類ですから、暗いところからはとっとと出てしまいました。

ここではお化け屋敷よりもむしろ庭に飾ってあった・・・

このよくわからない像のほうに関心がありましたね。
ホントこれなんだったのでしょうか?

さて一応妖怪の世界へ旅立つための中央駅という設定ですから

キオスクがあったりするのですが・・・

そこで売られているものの値段のほうが展示物よりも驚きました。
どうしてその値段になるの?というものばかりだったので
当然のことながら自分はスルーさせていただきました。

お化け屋敷系は苦手なのでとっとと退散させていただいて
次の場所に移動しました。

それはまた次ということで・・・
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大地の芸術祭2015備忘録【2日目 うぶすな・下条飛渡エリア その5】

2015年10月25日 17時02分51秒 | 大地の芸術祭2015
さて次は今回の芸術祭で意外と見かけた展示場所である
廃校を利用した展示場所に行ってきました。

ただそこにたどり着くまでが大変で
山奥から下りてくる車がみんな泥だらけだったのはなんでだろう?
と思っていたのですが、わかりました。


グラウンドが駐車場になっていましたから、この雨で泥沼と化してしまったようです。
オイラの車は4輪駆動なのでさほど焦りはしませんでしたが
それでもスタックしないかなぁ・・・とちょっと心配になったくらいひどい状態でした。
結局スタックはしませんでしたが車体はやっぱり泥だらけになりました。
まぁしかたないですね・・・

《T259 Soil Museum もぐらの館》

2009年に閉校になった小学校を活用した、土を体感する美術館だそうです。

では中に入りましょうかね。

《T284 もぐらの散歩道》

あら!建物の中なのに土に草ってどうなっているんだと思ったら・・・

ひぇ~~~廃校じゃないとできない芸当ですね。
これだけの長さの練壁を作るのは大変だったろうなぁ・・・と思いました。
あと天井に飾ってある布は
《T288 日陰棚~土からの染め色の心地》
ということで別の作品になっていました。

十日町の土で染められた布だそうです。
これって一枚の布ですか?それとも縫い合わせたものですか?
どうだったんでしょうねぇ・・・

廃校になった学校ですから、どうやら教室ごとに作品が展示されているようなので
順路に従って観ていきました。

《T287 landscape》

土が焼き物に変化していく様子を表したものだそうです。
素焼きじゃなくて綺麗なタイルじゃダメなのかなぁ・・・と思ってしまいました。
素朴なのがいいのかもしれません。

《T290 祈りから生まれた土の造形》

塗り土で作られた入り口を入っていったら・・・

アフリカ・マリ共和国のモスクの写真が飾ってありました。
なるほど・・・どうやら土に関する物なら何でもいいみたいです。

《T285 MABU(光ノ境界)》

土がテーマの場所に木の板の壁ってなに?と思いながら中に進むと
洞窟?トンネル?の写真がたくさん飾ってありました。

どうやらこの地方には水田耕作の水を流すための素掘りのトンネルがたくさんあるそうで
光と水にあふれたトンネルを撮った写真を展示したそうです。
なるほどねぇ・・・って感じでした。


おや?教室だけでなく階段にも作品があるようです。
《T289 原子へと続く道》

この土地の土を使って、この土地がもつ魅力を壁に表現した作品だそうです。
正直なにが描かれているのかわからなかったのですが、なんか凄いなぁ・・・と思いました。

《T291 土壌モノリス-日本の土・1万年のプロフィール》


代表的な土壌を展示されたというのですが
職業柄、土塗り壁の展示会みたいな雰囲気でした。


おや?また階段を使った作品みたいです。
《T286 泥枯山水階段》


この土地に数多くある崩落した崖を
土を使った山水図として立体的・空間的に表現されたそうです。
これがこの建物の中で一番すげ~~~と思った作品でした。
作るの大変だったでしょうねぇ・・・とにかく凄かったです。


おや?階段から教室の中に向かって似たようなつくりになっていましたが
そこにあったものは・・・
《T259 ブラック・ボックス》

厚さ4センチで重さが400キロの焼き物製の黒い箱だそうです。
ブラックボックスというだけあって意味がわかりませんでした。

建物の中の展示はこんな感じで最後に体育館に出るのですが
体育館は飲み物や軽食が食べられる休憩所になっていました。

この場所の最後の作品は体育館を出たところにあったこれでした。
《T283 風環元「球体 01」》

これだけだとスケール感が無いのでわかるように写真を撮ると・・・

こうなります。
直径約4.2メートルで厚さ25センチの中空の土の球体ですが、その重さは21トン!!!
とにかくでけぇ・・・という印象しかありませんでした。

廃校の校舎を使った作品でしたから、なかなか見ごたえがありました。
ちょっと見るのに疲れたくらいです。

さて山奥部分はこれで終わりで今度は来た道を戻って
国道沿いにある作品を見に行きました。

それはまた次ということで・・・
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大地の芸術祭2015備忘録【2日目 うぶすな・下条飛渡エリア その4】

2015年10月25日 00時03分29秒 | 大地の芸術祭2015
拠点施設というのは一つの中にいくつかの作品が展示してあるところなのですが
前の作品から雨の中テクテク歩いて着いたのはこちらでした。

《T120 うぶすなの家》

中越大震災で空き家になった茅葺き民家にいくつかの作品を展示してありました。
あと地域のお母さんが作った料理が食べられるレストランが併設されていました。

それでは中に入ってみます。

建物の中には部屋ごとに作品が展示してありました。

《T282 日常のおもてうら》

2階にあった光の茶室と呼ばれたところの様子です。


1階ではこんな感じで作品が展示されていました。
どうやら四角や丸をテーマにした焼き物や彫刻の作品集らしいです。

《T121 風呂》

信楽特有の緑釉をかけて作られた浴槽だそうです。
こんな大きなものを焼いて作れるんですねぇ・・・
綺麗な色でも大きさでも驚かされました。

《T123 表面波|囲炉裏》

これは何?って感じの作品でした。
部屋の中央には囲炉裏があったのですが
レストランが併設された展示なので
その囲炉裏を囲んでご飯を食べられている人がいたので写真は撮れませんでした。

《T122 かまど》

床に張られた陶板からかまど本体もすべて織部焼だそうです。
ぜいたくなかまどでした。

あと磁器でつくられた《T124 洗面台》という作品があったのですが
撮り忘れてしまいました・・・ありゃま・・・

さてひととおり作品を見た後はお昼を過ぎていたこともあって
お腹も空いていたことですからここでお昼にすることにしました。
地元のお母さん方が作られたものが食べられるということだったのですが
この日はメニューがカレーのみとなっていました。
値段が書かれたものは見当たらず、まぁカレーですからねぇ・・・と思って
お腹も空いてたこともあり値段を確認せずに注文したところ

注文を受けた綺麗なお姉さんは『1300円です!』

オイラは『え!はい?』

小心者ですから『じゃあ・・・いいです・・・』とも言えず
イベント価格なんでしょうし、これも地域貢献ということでいただく事にしました。

カレーはちょっと辛めのトマト風味のカレーで
お肉の代わりでしょうか?小さなハンバーグが入っていました。
付け合せの野菜は軽く塩が振ってあった程度だったと思いますし
多分自家製なんでしょうね。お豆腐の冷奴がついてきました。
お豆腐はカレーの辛さを消してくれてちょうどいい感じでした。

全部しっかりいただいて、ごちそうさまでした。
ちなみにカレーのお皿もスプーンも作品だったらしいです。

お腹も膨れたことで雨は依然として降っていましたが
次の作品の場所に向かってさらに山奥のほうに進みました。

次の場所もこの地域の拠点施設でした。
それはまたこの次ということで・・・
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大地の芸術祭2015備忘録【2日目 うぶすな・下条飛渡エリア その3】

2015年10月22日 05時40分21秒 | 大地の芸術祭2015
さらに山の奥のほうに進んでいったのですが、さすがに山道です。
車1台が通れる幅しかないところが出てきたりするのですが
こういうところに限って作品を見て回る公式観光バスが来たりするので
道幅の狭い坂道であっても小回りが利くこちらが譲らないといけないので
なかなか大変でした。

譲ったら運転手さんは手を上げるとか会釈するとかすればいいのですけど
さも当たり前と思っているのか、まぁされませんよねぇ・・・

さて、次に見る作品は駐車場から結構歩かないといけないところにあったので
雨降り模様なので車を停めたら長靴に装備チェンジしてエッチラコッチラと歩きました。

傘に長靴にウインドブレーカーという装備でなかったらずぶ濡れになる状況のなか
なんとか到着したのは・・・

《T134 胞衣-みしゃぐち》



細い道を上に登っていくとそれはありました。


なんじゃこりゃ?


地面を掘って作られたようですが、自立している壁のようなものは
さすがに掘ったままの状態では崩れてしまうでしょうから
壁の中に芯材か骨材をいれて作られたと思うんですが
それにしても大規模な土木作品でした。

どうやらこれもログビルダーの作品にもあった胎盤を表現しているのだそうです。
同じテーマであっても表現方法が違うとさすがに印象は違いますね。
こっちは気持ち悪くなくて助かりました。(笑)


帰るときはまた細い道を通って帰っていくのですが、できれば雨の日じゃないときに見たかったです。
自分は長靴だったのであまり汚れはしなかったのですが
他に見に来ていた人は長靴ではなかったので大変だったみたいです。

さて次はこの地区の拠点施設といわれているところに行くことになります。

しかし雨の中の作品観賞はなかなか大変です・・・
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