7月前半の日曜日の中級クラスは、7名の参加でした。
講座はテキストの53ページの第1図から、角換わり腰掛け銀の同型から先手が4五歩と仕掛ける順です。
3五歩には同歩ではなく4四銀が受けの手筋ですが、お互いに入場している形では4四銀でも後手が不利になります。
木村定跡の手順を並べ、角換わりの腰掛け銀の同型の将棋は玉の位置が重要になると解説しました。
角換わり腰掛け銀に続き、54ページからの相掛かりの将棋の解説もしました。
先手が積極的に動いていきましたが、後手がうまく受け切りました。
おさらいは相掛かりの将棋を初手から盤に並べました。次回は57ページからになります。
指導対局は二枚落ち、四枚落ち、六枚落ちでした。
途中まではうまく指せている将棋が多かったですが、手順前後、駒損、手損に気を付けて指せるようになると勝ちやすくなると思いました。
女流棋士 大庭美樹