7月前半の土曜日の中級クラスは、8名の参加でした。
講座はテキストの57ページのレッスン12のポイント、横歩取りの解説をしました。
後手が△2三歩として先手が▲3四飛と横歩を取ったところで後手から角交換をして△2五角と打つ形です。△4五角と打つ変化の解説もしました。
△2五角に対して▲3六飛とする変化の紹介もしましたが、テキストは▲3二飛成とする順でした。
△3二同飛の順も紹介して、テキストの順の△3二同銀の後の変化を多めに解説しました。
第2図の▲6八玉では、▲4五角や▲1六歩もあると紹介しました。
先手は飛車と金の交換で駒損ですが、どれも先手が指しやすい展開になります。
おさらいは、初手から第2図までと、参考A図までをそれぞれ盤に並べました。
次回は58ページ、5の第1図以下の指し手その2からになります。
指導対局は二枚落ちと六枚落ちでした。
大駒を成ってからうまく使えるようになると、上手への勝率が高くなると思います。
二枚落ちでは、最初から最後までうまく指せていた生徒さんもいました。
暑い日が続いていますので、マメに水分補給をするなど体調管理に気を付けて、 また教室にきてください。
女流棋士 大庭美樹