3月8日、日曜日の中級クラス4名の生徒さんが参加されました。
講座はテキストの44ページ、レッスン9のポイント、お互い矢倉に囲い、同じ形からの攻めの形を見ていきました。
前回は後手が棒銀で一気に攻めの態勢を築きましたが、今回は囲いを優先させました。
守りのかたち、金銀3枚がしっかりしているのが矢倉の特徴ですね。
先後同型から先手が仕掛けていきましたが、先手が守りの手を入れたところで手番が後手にかわり、後手が攻めて優勢になる順と、先手が守りの手を入れずにすぐに攻めていき、先手が優勢になる順を見ていきました。
守りをしっかりすることと、手番が大事ですね。今日は46ページまででした。
次回は47ページ、レッスン10になります。
指導対局は、飛車香落ち、二枚落ちでした。どの対局も工夫が見られました。
新型コロナウイルス感染症は、いつになったら落ち着くのか先が見えない不安がありますが、手洗い、うがい、マスクなどの予防、対策を個々がしておくのが大事だと思います。
1日でも早く、安心して将棋を指せる日が来るといいですね。
女流棋士 大庭美樹