4月26日の大人教室とコラムです。
今日は5人でした。
コラムは20回まで書きましたので、ちょうど切りの良いところになりました。
月曜日に2つの教室を担当することにもなりましたので、いったんコラムはお休みとさせていただきます。
大人教室も来週はゴールデンウイークでお休み、再来週は所用があり、連続お休みにさせていただきます。
第20回渡辺明名人の入門
小学4年生で小学生名人になった葛飾区在住の渡辺明君がお父さんと一緒に南流山の土曜教室に来ました。
渡辺君には「僕は将棋が強いんだ」というオーラをすごく感じました。
実際他の生徒さんと指して、超早指しであっという間に勝ってしまいます。
私とは飛車落ちで指しました。
早見えで才能を感じましたが、早指し過ぎるところもあり、上手が勝ちました。
負けてもひょうひょうとしているタイプと感じましたが、のちにテレビで「プロと飛車落ちで負けるとは思っていなかった」そうです。
渡辺君は他の生徒さんとたくさん指しましたが、ほとんど勝ちました。さすが小学名人です。
小学生4年生(収録は小学3年生のとき)で小学名人は史上初とのことで天才だと思いました。しかし宮田君も凄かったので、そこまでの驚きはありませんでした。
奨励会4級になっている中学1年生の宮田君との対局は渡辺君の負けでした。
宮田君は負けられない気持ちが強く、とても気合が入っていました。
2人の対局は毎週続きます。
私との対局は飛車落ちで私が2連勝2連敗で、教室に通って1月経ったところで、今年の奨励会試験を受けることで決まり、それからは平手か香落ちの対局になりました。
渡辺君が教室に通い3回目のときでしょうか、お父さんも教室に入る形になりました。
棋力は明くんと同じぐらいということなので、お父さんとも飛車落ちで指しましたが強かったです。
聞いてみますと五段で指していますとのことで、それからは角落ちの手合いにしました。
当時はまだお父さんの方が強かったようです。