１１月後半のＳクラス教室

１１月後半のＳクラス教室です。
１１月前半は石井健太郎新四段に頼みました。
今日の朝は１１月２３日の石井四段の祝賀パーティーの話をしました。
明日も記念扇子の袋詰めなど準備を手伝ってもらいます。



講座は石田流三間飛車に後手△４二玉に対して▲７八飛の変化の解説です。
この順は△８八角成▲同銀△４五角で両成りに打てますが、難しい変化を含んでいます。
変化も多いので２ページほど１１１ページまで進めました。
次回は１１２ページからですが、もう少しでこのテキストが終わります。




指導対局は二枚落ち２局と飛車香落ち３局です。
１局目は上手が入玉する大熱戦でしたが、玉を追い戻されて上手十分な戦いでしたが逆転負けでした。
秒読みが続き上手の方がミスが出ました。
その後は上手が３連勝でしたが、最後の飛車香落ちはこれも中盤戦では上手十分でしたが、鋭い寄せで上手の玉が詰められてしまいました。
みんな終盤の力が付いています。

１１月後半土曜日の初級クラス教室

１１月後半土曜日の初級クラス教室です。
寒くなってきましたが、晴天で天気は良いです。
今日は生徒さんは６人です。



講座は新しいテキストの４回目です。
今回は１９ページからでレッスン４の「数の攻め」の続きです。
「数の攻め」は将棋の攻めで最も基本的な考えでとても大切なところです。
ですので例題図をじっくり解説しました。
ただ切が良いので２０ページの終わり第１３図まで最後はやや足早でしたが消化しました。
次回は２１ページのはじめ第１３図からです。



指導対局は平手１局、六枚落ち５局でした。
平手は棒銀戦法でうまく攻め込めました。
六枚落ちは４局▲６六角からの９筋攻めで定跡通りでした。
１局は▲７七角から▲９七香▲９八飛の逆スズメ刺しでした。
少し時間がかかりましたが、うまく９筋を破りました。
みんな寄せが早く、力が付いています。

１１月前半木曜日の中級クラス教室

１１月前半木曜日の中級クラス教室です。
１１月に入り、寒くなってきました。
前回は中国に行ってたので、木曜日の中級クラス教室は１ヶ月ぶりです。
今日は生徒さんは１０人で多めです。
土曜日の中級クラスの子で振り替えが何人かいます。



指導対局は平手が２局、香落ちが１局、飛車落ちが４局、二枚落ちが３局です。
平手は棒銀と矢倉模様の相居飛車でした。
香落ちは上手三間飛車で▲１四歩の早仕掛けで定跡通りでした。
香落ちは珍しく、中級クラス教室では初めてと思います。
飛車落ちは４局とも右四間飛車でした。
定跡通りの展開が多く、ただ中盤戦からは難しい将棋も多く、きわどい終盤戦も何局かありました。
上手が▲５九玉まで入玉し、泥仕合の長い将棋もありました。



大盤解説は三間飛車の石田流です。
後手が△８五歩と飛車先を決める指し方です。
石田流はいろいろ面白い変化が多く、解説しやすいです。
本も早わかり石田流を昨年出して、新しい変化なども説明しました。
早わかりシリーズは現在次の執筆を終えたところです。
少し前に発売した激指スペシャル２はおかげさまで好評のようです。
激指１１と新定跡百選のセットで３，９９０円なのでお徳かと思います。
次回は先手三間飛車に後手右四間飛車の戦型になります。
大盤解説のあとは残っていた指導対局を２局こなしました。

11/10日曜初級クラス

11月最初の日曜初級クラスは３名の参加でした。
今日はJT子ども大会他大会があり、人数少な目です。
大会に出るのが好きな子、教室で習うのが好きな子、いろいろです。


講座は「攻めるとは？」の続きでテキスト16ページ第8図から、17ページの問題C図まで進みました。
意見がたくさん出たので、じっくり解説しました。
次回は18ページ「数の攻め」からです。

　
指導対局は、８枚落ち２局と二枚落ち。
新入会の生徒さんも８枚落ちでしっかり指せていました。

東京のJT子ども大会は、去年おととしと津田沼カルチャー教室出身の入馬くんが連覇していました。
今年もみんな楽しんでくれていたらいいなと思います。

女流棋士　大庭美夏

11月9日土曜中級クラス

11月最初の土曜中級クラスは体験を含め、11名の参加でした。


講座はテキスト１１０～１１１ページ、先手三間飛車VS後手△８五歩型を解説しました。
石田流本組みに組ませない居飛車の指し方に振り飛車が▲７四歩とする指し方と▲４八玉とする指し方、▲７六飛に対して△８八角成とする指し方と△３二玉とする指し方の
パターンを紹介しました。


指導対局は、平手、二枚落ち、四枚落ちでした。
皆さんじっくりと考えて指していたと思います。

明日のJTの子ども大会や市川の大会に参加する皆さんは、日頃の成果を発揮できるようにがんばってください。

女流棋士　大庭美樹