旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション96 「明石名物 穴子弁当」(西明石駅)

2022-02-15 09:53:57 | 駅弁コレクション
【明石名物 穴子弁当】(西明石駅)
                           2022.2.15投稿

2009年(平成21年)3月8日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,000円
                       [製造元](株)淡路屋

 掛紙(パッケージ)には、イメージ写真として穴子丼が載っています。
 外観は、ピンボケ写真で失礼します。


 加熱容器に白飯め、その上に焼き穴子の切り身・錦糸玉子・三つ葉・柴漬けが載っています。
 ひもを引き8分ほど温めてから食べます。別添のタレも一緒に温まるようになっています。


 実際の見た目や内容も「弁当」ではなく「丼」ですね。
 多少穴子の骨が気になりましたが美味しく頂きました。


 製造元の淡路屋は、明治時代初期には「淡宇」の屋号で、大阪・曾根崎新地で料亭を営んでいたそうです。
 駅弁販売開始は1903年(明治36年)、かつての阪鶴鉄道(尼崎から福知山を経て舞鶴を結んでいた鉄道路線)池田駅。その後各駅を転々とし、第二次世界大戦敗戦後の食糧難期に、当時の運輸省より神戸駅の駅弁店となることを要請され、それを受けて神戸駅へ移転し現在の礎を築いたようです。
 かつては六甲道駅、三ノ宮駅、元町駅、明石駅など神戸市周辺の主要駅で駅弁を手広く販売していたが、2020年(令和2年)3月現在直営店があるのは神戸駅・新神戸駅・西明石駅・芦屋駅のみとなっています。
 なお、日本初の加熱式駅弁は、1987年(昭和62年)に淡路屋から『あっちっちスチーム弁当』として発売されました。
『あっちっちスチーム弁当』は商標登録され、今でも淡路屋の加熱式駅弁にはロゴマークが付いています。




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