四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

八重桜

2006-04-22 22:17:00 | 神谷町・東京
港区愛宕でアオスジアゲハに今年初めて会った日(4月19日)に撮った八重桜2種です。



翌日20日は、昼ごろに大雨と強風に見舞われたので、都心や横浜の八重桜はかなり散ってしまったでしょう。
木の下に散り積もる花びらがピンク色の絨毯のようで、上よりも下を見た方がきれいなところもありました。なにしろ八重なので、ソメイヨシノの8倍もの花びらが散ったでしょうか、地面が見えなくなっていました。



相模女子大にはいろんな種類の八重桜がありますが、こちらの方が少し寒いせいか、まだ散り始めです。
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シロバナタンポポ(2)

2006-04-22 15:07:00 | タンポポ
「我が家の庭に咲かせる」

4,5年前に、偶然近くの住宅地の道路脇にシロバナタンポポが咲いているのを見つけました。しばらくして綿毛ができたところで採集し、自宅のプランターに蒔きました。
秋になると発芽し、葉を大きく斜め上に広げる。夏は種も草も休眠し、秋になって葉を広げ生長する性質は、在来のカントウタンポポと同じです。翌年の3月になると一斉に開花しました。ようやくシロバナタンポポに出会い、庭で咲かせることができたわけですから嬉しさも一入です。それからは毎年咲いています。

僕がやってみた育て方と各季節の様子・・・
在来種は、夏には他の草に被われて自身は枯れてしまいます。その習性に合わせて、初夏にプランターを日陰に移動し、プランターに雑草が生えても放置しました。秋になると再び大きく葉を伸ばします。寒くなる頃、日向に移動。真冬には一旦枯れて今度は小さい葉を地面に這うように広げます。そして大きい葉も出て開花します。
一旦開花すると、綿毛ができて飛んでいきます。そこから新たに発芽したものもあり、今年も庭の何箇所かで咲いています。タンポポは多年草なので、一旦咲くと翌年からはそこに定着します。
我が家で自然に生えた場所は、サツキの北側の縁に当たるところです。陽は当たるが、夏の西日は当たらない絶妙の位置です。僕はプランターを用いましたが、最初からそういう場所に種を蒔いてもいいと思います。
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シロバナタンポポ(1)

2006-04-22 11:37:00 | タンポポ
今、庭にシロバナタンポポが咲いています。



ずいぶん前からタンポポの種類や生態に興味があったので、関西よりも西の方にはシロバナタンポポが咲いているとか、タンポポといえば白い花を連想する地方もあるとか聞いていました。関西で春に自然の残ったところを歩けばシロバナタンポポに会えるかもしれない!
そこで、春に西の方を旅する際には注意して見てきました。10年位前、4月の八重桜の咲くころ、比叡山や大津辺りを旅したときも、もっと前に桜の咲く頃に京都の哲学の道を歩いたときも、左右を見渡していましたが、残念ながら黄色いタンポポしか咲いていませんでした。
ニフティの会議室に「関西方面にはシロバナタンポポが多いそうだが種を譲ってほしい」などと書き込みしたけれど、連絡はありませんでした。今から思えば、種を採集するには毎日の観察が必要で、よほど関心のある人でなければできないことでしょう。僕にとっては長いこと幻の花でした。  
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