四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

西沢渓谷の小さな花

2006-05-07 19:27:00 | 甲州・信州への旅
5月4日
西沢渓谷は標高1100mから1300m。平地に比べて7,8度気温が低いので今ごろは早春の気候に相当します(4日の山梨の最高/最低気温は、22度/12度だったので、西沢渓谷は最高気温15度位)。上りは南斜面を歩きます。林内は日が差していて、よく見ると落ち葉の間から色々な小さい植物が花を咲かせていました。



フデリンドウ
リンドウ科リンドウ属。北海道~九州に分布する2年草。花は、日が当たっているときに開きます。



タチツボスミレ
スミレ科スミレ属。北海道から沖縄まで、ほぼ全国の山地に分布する多年草。早春の林内を散策していて、最も目に付くスミレ。相模原の雑木林や庭でも咲きます。群生する傾向があるようです。



エイザンスミレ
青森県から九州の霧島山まで分布し、どちらかというと太平洋側の低山に多い。スミレでは珍しく葉が深く裂けています(写真では左の花近くの葉をみてください)。山地のやや暗く湿り気味の林下、林縁に多く見られ、少しでも光があればよく花を付けます。
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