四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

富士山を見に裾野へ

2006-11-13 21:24:00 | 
天気予報で北風が止み、朝は冷え込むと予報していたので、静岡県裾野市まで富士山を見にいくことにしました。
小学校3年の時に裾野の五龍の滝の落ちるすぐ脇の五龍館という旅館に家族で泊まり、滝の周囲を散策したり、早朝に赤富士を見た鮮明な記憶があったので、富士を見るなら裾野へと昔の記憶をたよりに向いました。
小田急線が御殿場線に乗り入れる「あさぎり1号」の先頭1号車、前から二列目がうまく取れたので、富士の見え隠れを観察・・・
相模川の直前の厚木辺りで富士の頭が姿を現し、本厚木を過ぎてから伊勢原過ぎまで、見え隠れする。大秦野手前で初めて富士山の全貌が現れます(写真)。



渋沢を過ぎて四十八瀬川の谷あいを走る間、見えませんが、新松田手前で足柄平野に出ると富士山が一段と大きく見えます。御殿場線に入り、駿河小山辺りからいよいよ接近し、御殿場で再接近。裾野へ向うと少し遠ざかる形になります。
さて、裾野から五龍の滝へ。その辺では森に隠れて富士が見えず、てこずりました。散歩するご婦人に見える場所を教わる。



裾野は、宝永火口が中央に、富士が均等に見える絶好の観察ポイントです、との説明がありました。宝永山は2,696mなので、2,500m付近まで雪に被われているようです。
帰りは、御殿場線で終点の国府津へ。そこから藤沢周りで相模大野へ。



写真は、曽我梅林で有名な下曽我付近から。箱根外輪山の矢倉岳と重なったところです。
今日は空気が澄んでいて、富士を見るには絶好の日和でした。