四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

オオムラサキ自然観察歩道を歩く

2012-08-17 17:38:00 | 甲州・信州への旅
オオムラサキ自然観察歩道を歩きました。長坂駅から日野春まで約10kmの道程です。


深沢橋付近

山梨県立農業大学校辺りから雑木林の自然歩道が始まり、林の坂道を下って行くと、オオムラサキの絶好の観察地、深沢橋に着きました。オオムラサキは、樹木の外側、深沢川や田んぼの上を元気に飛び回っていました。


樹冠に止まるオオムラサキ

オオムラサキは、樹冠や草地の地面に舞い降りて止まることも。


幹に止まるオオムラサキ♂♀

深沢橋の手前の林の中は広場になっていて、2頭のオオムラサキが並んで飛翔し、ピタっと幹に止まりました。この時期、鱗粉の落ちかけたものも多い中、比較的きれいな雄(下)と雌がしばらく向い合っていました。


雑木林の小径


深沢川を渡る小橋

その後、田んぼに沿う道や雑木林の中を歩くと、あちこちでオオムラサキに出会いました。この辺一帯に広く生息・活動しているのがよく分かりました。


CAFEこもれび

深沢橋を出発して1時間少し歩いた道の右側に民家があり、"CAFEこもれび"と小さい看板があったので立ち寄りました。中は、ピアノの置かれた静かな部屋で、大きな窓の外の木々の間を蝶が舞っていました。ここで、オオムラサキの話などする。コーヒーのほか、冷たい水をたくさんいただいけ大変有り難かったです。



視界が開け、田んぼが広がり、その向こうには森、さらに奥の方には南アルプス方面の山が見渡せました。雲や霞がかかってアルプスの峰々は見えませんでした。


シータテハ

自然観察歩道でも、シータテハが出迎えてくれました。


日野春駅

ようやく日野春駅に到着。この日の歩数は23,252歩、久しぶりの2万歩越えとなりました。標高600~700mなので、暑さがこたえました(8月9日)。

コメント (10)