♪ルリタテハの越冬完了
今シーズンも谷戸の水路に架かる丸太製の橋の裏側にルリタテハが静止して越冬しているのを見つけたのが1月5日。それ以来、時々橋の裏側を覗いて観察を続けてきました。

越冬中のルリタテハ(1月19日撮影)

丸太橋の裏側(2月23日13時55分撮影)
まだ静止しているのが見えるでしょうか。

同上(2月27日14時02分撮影)
2月23日14時の時点で越冬を継続していましたが、27日14時時点では確認できませんでした。23日~27日の間に越冬を終了し、橋の裏から飛び立ったと思われます。

2014年、2015年の2,3月の平均気温(八王子アメダス)
2015年の越冬完了時期、2月23~27日を青色のバーで表示、
2014年の越冬完了時期、3月12~18日を赤色のバーで表示しました。
今年は、昨年よりも約20日早く越冬完了しました。ルリタテハが春到来を感じて飛び出すのは、平均気温6℃以上の日が続く頃といえるかもしれません。
3月12日、別の谷戸で梅にテングチョウが来ていないかと思っていると、草地に置かれた木にルリタテハが舞い下りて来ました。越冬明けルリタテハの初見です。

越冬明けルリタテハ(3月12日撮影)
開翅後、接近により飛び立ちましたが舞い戻ってきました。最初は警戒して翅を閉じ、しばらくして開翅。


昨年の3月12日は、まだ気温が低く観察個体は越冬中でした。今年はすでに活動再開個体が多いのでしょうか。
♪モンキチョウ
飛翔撮影を試みました。

13時24分40秒9
直後に目の前のオオイヌノフグリに着地し、約40秒後に舞い上がりました。

13時25分18秒0

同18秒2
ほぼ真横に飛んでくれたのでまあまあのピントで写ってくれました。
雌雄の求愛飛翔も撮りたいものですね。
♪ベニシジミ
ベニシジミが草の上で休憩中です。3月2日に目撃したのとは別個体でした。

ベニシジミ
3月2日にオオイヌノフグリで何度も吸蜜していましたが、今までオオイヌノフグリでの吸蜜を目撃したことがありませんでした。
過去の春の吸蜜植物を早い時期から順に並べると
ナズナ、カントウタンポポ、ジュウニヒトエ、ハルジオン、ニリンソウ
3月前半にこの谷戸で咲く花としては、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、カントウタンポポが目立ちます。一番多いオオイヌノフグリを選んだということでしょうか。
♪テングチョウ
笹薮を切り開いた歩道では、10m間隔ほどでテングチョウが地面に止まっていました。自分の縄張りでテリ張り中でしょうか。

テングチョウ
こんな環境でした。

テングチョウ環境

ヤドリギ
ヤドリギを見上げるご婦人がいたので話しかけると、レンジャクが来ないか見ているところ、とのことでした。ヒレンジャクの方がよく来る、ヤドリギの実を食べて、樹木の上に糸を引く種入の糞を落としていき、枝上で発芽するなどと教えてもらいました。
今シーズンも谷戸の水路に架かる丸太製の橋の裏側にルリタテハが静止して越冬しているのを見つけたのが1月5日。それ以来、時々橋の裏側を覗いて観察を続けてきました。

越冬中のルリタテハ(1月19日撮影)

丸太橋の裏側(2月23日13時55分撮影)
まだ静止しているのが見えるでしょうか。

同上(2月27日14時02分撮影)
2月23日14時の時点で越冬を継続していましたが、27日14時時点では確認できませんでした。23日~27日の間に越冬を終了し、橋の裏から飛び立ったと思われます。

2014年、2015年の2,3月の平均気温(八王子アメダス)
2015年の越冬完了時期、2月23~27日を青色のバーで表示、
2014年の越冬完了時期、3月12~18日を赤色のバーで表示しました。
今年は、昨年よりも約20日早く越冬完了しました。ルリタテハが春到来を感じて飛び出すのは、平均気温6℃以上の日が続く頃といえるかもしれません。
3月12日、別の谷戸で梅にテングチョウが来ていないかと思っていると、草地に置かれた木にルリタテハが舞い下りて来ました。越冬明けルリタテハの初見です。

越冬明けルリタテハ(3月12日撮影)
開翅後、接近により飛び立ちましたが舞い戻ってきました。最初は警戒して翅を閉じ、しばらくして開翅。


昨年の3月12日は、まだ気温が低く観察個体は越冬中でした。今年はすでに活動再開個体が多いのでしょうか。
♪モンキチョウ
飛翔撮影を試みました。

13時24分40秒9
直後に目の前のオオイヌノフグリに着地し、約40秒後に舞い上がりました。

13時25分18秒0

同18秒2
ほぼ真横に飛んでくれたのでまあまあのピントで写ってくれました。
雌雄の求愛飛翔も撮りたいものですね。
♪ベニシジミ
ベニシジミが草の上で休憩中です。3月2日に目撃したのとは別個体でした。

ベニシジミ
3月2日にオオイヌノフグリで何度も吸蜜していましたが、今までオオイヌノフグリでの吸蜜を目撃したことがありませんでした。
過去の春の吸蜜植物を早い時期から順に並べると
ナズナ、カントウタンポポ、ジュウニヒトエ、ハルジオン、ニリンソウ
3月前半にこの谷戸で咲く花としては、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、カントウタンポポが目立ちます。一番多いオオイヌノフグリを選んだということでしょうか。
♪テングチョウ
笹薮を切り開いた歩道では、10m間隔ほどでテングチョウが地面に止まっていました。自分の縄張りでテリ張り中でしょうか。

テングチョウ
こんな環境でした。

テングチョウ環境

ヤドリギ
ヤドリギを見上げるご婦人がいたので話しかけると、レンジャクが来ないか見ているところ、とのことでした。ヒレンジャクの方がよく来る、ヤドリギの実を食べて、樹木の上に糸を引く種入の糞を落としていき、枝上で発芽するなどと教えてもらいました。
地面を見るとヤドリギの実が糞となって落ちているので来ているか判断出来ます。
今年は、まだルリタテハを見ていません。
今日は、畑でモンシロチョウが飛んでました。
地面の観察も大切ですね。
フィールドで言葉をかわすとどんどんと世界が広がって面白いですね。
モンシロチョウはまだ見ておりません。
こちらの主フィールドで観察していたウラギンシジミも3月14日には少し動き出したようです。
飛び立つかとしばらくカメラを構えて待っていましたが、残念ながらもう少しお休みのようでした(笑)。
人が渡るときの振動にはあまり反応しないんでしょうか。
平均気温の変動のグラフも参考になりました。
3月中旬を過ぎると気温が急に上がるんですね。
ようやく春が来たと実感できるのはこのころですね。
この辺でモンシロチョウ出現情報があるので、今度いけば確実に目撃できそうです。
春らしくなり、蝶も飛ぶようになりましたね。
ウラギンシジミは、そろそろ葉裏から飛び出すのではないかと思いますよ。
報告を楽しみにしています。
見沼田んぼのウラギンシジミは、
昨日も1頭越冬継続していたので
間違いなくこの個体も春を迎える
ことが出来たようです!
この丸太橋は、専ら田圃の管理者が用いる程度で、一般の通行人や自転車などはあまり通らないとはいえ、人が歩けばそれなりに響きが伝わりますよね。
越冬中は深く休眠しているのでしょうか。
昨年は3月前半まで寒かった分、後半の気温上昇が急だったようですね。
見沼田んぼのウラギンシジミはあと一歩で越冬完遂ですね。