雪の降る21日、トッパンホール(飯田橋)に鈴木秀美&平井千絵デュオコンサートを聴きにいきました。
平井千絵さんは近所の薬局のお嬢様。フォルテピアノという古楽器の音色に魅せられて、1825年制作の名器ローゼンベルガーを手に入れ、現在ヨーロッパに在住し活躍しているそうです。
鈴木秀美氏は有名なチェロ奏者で、クリスマス・イヴに聴いたバッハ・コレギウム・ジャパンのメサイアにも出演していました。秀美氏はバッハ・コレギウム・ジャパンの指揮者鈴木雅明氏の弟です。
二人の音楽家によるデュオ・コンサートがあるのを知ったのも、昨年12月に風邪を引いて、薬局にいったのが縁。
コンサートでは、1839年グラーク制作というピアノも用いられました。いずれのピアノもメンデルズゾーンの時代に使われたピアノで、木の味わい豊かな音色と鈴木秀美さんは評しています。なるほど暖かみのある柔らかい音色で、チェロとよくマッチしています。
メンデルスゾーンの全チェロ作品が演奏されました。
・チェロ・ソナタ第1番 変ロ長調
・協奏的変奏曲 ニ長調
・チェロ・ソナタ第2番 ニ長調
・無言歌 ニ長調
シューベルトの「アルペジオーネ・ソナタ イ短調」も演奏されましたが、これは5弦のチェロ・ピッコロというチェロとはまた違った澄んだ音色の楽器が使用されました。
めったに聴くことができない古楽器とチェロによる名演奏をたっぷりと味わってきました。
平井千絵さんは近所の薬局のお嬢様。フォルテピアノという古楽器の音色に魅せられて、1825年制作の名器ローゼンベルガーを手に入れ、現在ヨーロッパに在住し活躍しているそうです。
鈴木秀美氏は有名なチェロ奏者で、クリスマス・イヴに聴いたバッハ・コレギウム・ジャパンのメサイアにも出演していました。秀美氏はバッハ・コレギウム・ジャパンの指揮者鈴木雅明氏の弟です。
二人の音楽家によるデュオ・コンサートがあるのを知ったのも、昨年12月に風邪を引いて、薬局にいったのが縁。
コンサートでは、1839年グラーク制作というピアノも用いられました。いずれのピアノもメンデルズゾーンの時代に使われたピアノで、木の味わい豊かな音色と鈴木秀美さんは評しています。なるほど暖かみのある柔らかい音色で、チェロとよくマッチしています。
メンデルスゾーンの全チェロ作品が演奏されました。
・チェロ・ソナタ第1番 変ロ長調
・協奏的変奏曲 ニ長調
・チェロ・ソナタ第2番 ニ長調
・無言歌 ニ長調
シューベルトの「アルペジオーネ・ソナタ イ短調」も演奏されましたが、これは5弦のチェロ・ピッコロというチェロとはまた違った澄んだ音色の楽器が使用されました。
めったに聴くことができない古楽器とチェロによる名演奏をたっぷりと味わってきました。
調律は、直前に丹念に行なっていました。それほど繊細なつくりなのでしょう。フォルテピアノとなぜ呼ぶのかは存じませんが、壁がすべて木材で覆われた、こじんまりしたトッパンホールの舞台に2台置かれ、ピアノは全開にして演奏していました。
チェロは、古楽器のピアノの前、舞台の中央で客席のまん前。それで、チェロと古楽器ピアノの音のバランスがちょうど良い感じでした。
あくまで、チェロ中心でしたが、古楽器のピアノは鋭い音が一切しない、暖かみのある音で、チェロとよく似合う音色とでもいうんでしょうか。
解説には、メンデルスゾーンの作品は、現在のピアノとよいバランスを保つことが難しいせいもあって演奏される機会がとても少ない。楽器の変化で美しい作品が顧みられなくなるのは惜しい。不朽の名作アルペジオーネ・ソナタとともにお楽しみいただければ幸いである(鈴木秀美氏)、と記されています。
無言歌は、ピアノ曲を連想されることが多いそうですが、演奏されたのは、ふたつの楽器のために書かれた「無言歌 ニ長調、OP.109」です。
今回の伴奏者はフォルテピアノでも 活躍されいてる方なので いいアドバイスになると思います
ありがとうございました。