第4ステージ 2006年委嘱作品
男性合唱組曲 「冱寒小景(ゴカンショウケイ)」(北原白秋作詩、多田武彦作曲)
「山峡の良夜」
「鶺鴒(セキレイ)」
「物臭太郎」
「雪中思慕」
「雪後の曇り」
「北山時雨」
多田武彦先生は小田原男声のために2001年男性合唱組曲「西湘の風雅」を作曲していますが、今回の委嘱作品は多田武彦先生の65作目の男性合唱組曲とのことで、小田原の地に暮らしたこともある白秋の詩に曲をつけたものです。多田武彦先生は、この組曲の誕生記の一文をプログラムに寄せていました。
多田武彦先生独特の、骨格のしっかりした厚みのある和音の男声合唱曲で、しにじみと聴くことができました。
アンコールは、北原白秋作詩、山田耕筰作曲の「からたちの花」。
最後は、恒例の「夜のうた」。
第1ステージ始まりの前に歌われた「森の歌」、最後の「夜のうた」はいずれも僕が所属していた当時の指揮者、故福永陽一郎先生の編曲です。何回聴きにきても、故郷に帰ったような穏やかな気持ちに浸ることができます。静かに熱燗を傾け食事をして帰る。
男性合唱組曲 「冱寒小景(ゴカンショウケイ)」(北原白秋作詩、多田武彦作曲)
「山峡の良夜」
「鶺鴒(セキレイ)」
「物臭太郎」
「雪中思慕」
「雪後の曇り」
「北山時雨」
多田武彦先生は小田原男声のために2001年男性合唱組曲「西湘の風雅」を作曲していますが、今回の委嘱作品は多田武彦先生の65作目の男性合唱組曲とのことで、小田原の地に暮らしたこともある白秋の詩に曲をつけたものです。多田武彦先生は、この組曲の誕生記の一文をプログラムに寄せていました。
多田武彦先生独特の、骨格のしっかりした厚みのある和音の男声合唱曲で、しにじみと聴くことができました。
アンコールは、北原白秋作詩、山田耕筰作曲の「からたちの花」。
最後は、恒例の「夜のうた」。
第1ステージ始まりの前に歌われた「森の歌」、最後の「夜のうた」はいずれも僕が所属していた当時の指揮者、故福永陽一郎先生の編曲です。何回聴きにきても、故郷に帰ったような穏やかな気持ちに浸ることができます。静かに熱燗を傾け食事をして帰る。
男声の均一な響きはいいですね。もっとも、女声の音色多彩さ、混声の厚み、それぞれいいのですが・・・
自分の歌った合唱団だと、親しみもましますね。
男声の方がその場でハモルのを感じやすいですね。それが均一な響きにつながるのでしょうか。
明日は佐藤真の『土の歌』作曲者指揮の群馬交響楽団で聞きます。もっとも、この曲は大げさで、苦手な曲です。岩城宏之のLPを持っていますが、あまり聴いた記憶がありません。
福永陽一郎さんはいいですね。「水のいのち」の講習を受けたことがあります。ピアノを弾くとそれがまた素敵でした。
佐藤真の「土の歌」は聞いたことがありませんが、「旅」と「蔵王」は学生時代にステージで歌ったことがあります。旅はいつかまた歌いたいもっとも懐かしい合唱曲です。
福永先生がピアノを弾いて「水のいのち」を講習したのですか?先生が弾くピアノは、いつもピアニストがいたため、聴いたことがないです。
ピアニストを準備したのですが、時折、じれったくなったのでしょうか。自分で弾いて教えていただきましたそれが雲泥の差で・・・
3年かけて3回で全曲やりました。
「土の歌」は第7楽章が「大地讃頌」だといったらおわかり願えるでしょうか。