日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

夏休みのオトナの宿題

2016-08-12 | 日々思うこと、考えたこと

 夏休みの宿題をやっています。

 目の前の生活に必死という人たちと、私たちの思いは必ずどこかでつながると思っています。それは、山の中にトンネルを掘る時の、こっち側と向こう側だと思います。どちら側も先が見えない中で模索しています。それが、どこでなら出会えるのか、自分のことばで考えるのが、この夏のオトナの宿題です。

 これは、党創立94周年記念講演会で、西郷南海子さん(安保関連法に反対するママの会)がスピーチした一文です。

 この夏休みの宿題は、試行錯誤しながら実践と検証をくり返して研ぎ澄まされていくのだと思います。誰かを批判するだけでは見えてこない、自らが覚悟を決めて何かをやってみることで見えてくるものがあるはずです。

 この宿題は、夏休みで終わるような簡単なものではありませんが、立場を異にする人たちも含めて声を意見を交わしていきたいと思っています。

 もう一つ、湯浅誠法政大学教授が、「子どもの貧困 当事者の声 あきらめないために必要なもの」(2016年8月11日 8時47分配信)という記事を書いていました。

 ここで強調されているのは、「本人たちがそう思うか、思えるかどうか」ということです。続いて、「自分には『努力をする』というエンジンが備わっていない…」という大学生の声を紹介しています。

 何かに興味を持つということができない子どもがいるという現実を直視して、「そこにずっと寄り添って、その子が何に引っかかるか、何にこだわりを持つか、それを見極め、後押しし、伸びていく方向性を一緒に探してくれるような大人が必要だ」と。

 当事者の声に耳を傾けるというのは最も基本的なことですが、自分の価値観(ものさし)で当事者の声を聞いてしまうということは往々にしてあることです。それは、自らの経験がものさしとなってしまうことは必然ですが、当事者の声に耳を傾ける時には自らの価値観だけで計ると見えてこないものがあるということです。

 そのことを再度認識させられるとともに、どうやってこの当事者の声を社会というフィールドが受け止めていくのかを考えさせられる内容でした。

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