17日、企画展「私たちは『買われた』展」に足を運びました。(開催は21日まで)
私が訪れた時間は、会場いっぱいの人が訪れていました。
私の知人の中にも、売春や援助交際、風俗などをしていた人がいます。今回の展示は、私の知る彼女たちと重なり合うものでした。
「私のような人がいることを知ってほしい」──意を決して『買われた』展に参加した彼女たちの多くがこのことを語っていました。自らのつらく苦しい体験を他人に語るというのは、簡単にできることではありません。
明るい過去であれば別ですが、暗く悲しい過去はできれば隠したい、知られたくない、なかったことにしたいと私を含め、多くの人たちがそう思うのではないでしょうか。
勇気を出して、自らの体験を語ってくれた彼女たちに敬意の気持ちでいっぱいです。
『買われた』展に行き、議員活動の生活相談を通して日頃から感じている困難と同じものを感じました。
それは、大きくとらえれば「貧困」の問題です。
『買われた』展に参加した彼女たちの多くが、経済的にも、人間関係でも困難を抱えていました。その困難は、自己責任だと言えば解決するような容易なものではなく、社会的にとらえなければならない困難です。
また、本来であれば当事者に寄り添う支援を行うはずの児童相談所のあり方についても投げかけられていました。支援を行う仕事についている人からの虐待についても告発されていました。
これは他人事ではありません。この社会に投げかけられている大きな課題です。私たち一人ひとりが実態に向き合い、考え、行動していくべき課題です。
投げかけられた問題から目をそらさず、進んでいきたいと思います。
最後に、この企画を行ってくださった一般社団法人ColaboとTsubomiの方々に心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。
参考:仁藤夢乃さんのブログ「Colabo代表「難民高校生」著者・仁藤夢乃の『コラボトーク』」より
「私たちは『買われた展』」が「だから私は売りました展」ではないことの意味
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