普天間第二小学校に米軍ヘリの窓枠が落ちてから1年。子どもに「思いっきり遊びたい」という言葉が心に突き刺さります。4年生の作文では、「避難なんかしないで遊びたい」「またみんなで思いっきり遊べる日まで待っておく。私の心はあとそれだけです。早くこの基地がなくなればいいな」と。
この間、米軍機接近による避難回数は700回を超えているという状況です。本当にとんでもありませんが、現実として存在しています。
子どもの権利条例の31条には、遊びの権利が明快に書かれています。
締約国は、休息及び余暇についての児童の権利並びに児童がその年齢に適した遊び及びレクリエーションの活動を行い並びに文化的な生活及び芸術に自由に参加する権利を認める。
校長先生の言葉も素晴らしい。「平和な日常を送るためには歴史を学んでほしい」「みんなの命が守られるように、先生方もどうしたら安全に過ごせるだろうかと話し合いながらやっていきます。基地に隣接する学校ではあるけれど、みんなでしっかり歩いていきましょう。がんばろう」と子どもたちに呼びかけを行いました。
「空から何か落ちてくるかもしれない」と思いながら生活することが、どんなにストレスを感じ、不安なことかと思います。同時に、こういう現実があるということを想像できるのが人間だと思います。シリアで、イラクで、アフガニスタンで、起きていることにも通じます。
米国いいなりから抜け出し、基地をなくすこと、紛争を戦争にしない対話と外交、憲法9条をもつ日本から発信できることは大きいということを実感しています。
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