25日、都議会経済港湾委員会が開催され、築地市場の豊洲移転問題について質疑が行われました。
日本共産党は、尾崎都議、あぜ上都議が質疑に立ちました。
前日に明らかになったカビ問題。
「空調を運転していたのに、なぜ大量のカビが発生したのか。新市場の建物は閉鎖型で湿気がこもりやすい」と指摘。「地下水位が高く、地下水の上に建物が建っている状態にあることも原因になりうる。ベンゼンや水銀など揮発性の高い汚染物質がカビに付着している可能性もありうる」という専門家の見方を紹介し、「カビに汚染物質があるかどうか、空気中にどれだけ胞子が漂っているかも調査が必要だ」と求めました。(8月26日「赤旗」豊洲新市場のカビ深刻都議会委 尾崎氏が原因究明迫る)
地下水管理システムについて党都議団は機能が発揮されておらず「目詰まりが原因」なのではないかと指摘してきました。尾崎都議の質疑の中では、洗浄したとはいうものの具体的な改善効果について示すことは困難であると答弁がありました。
あぜ上都議の質疑の中でも、「築地を守る」という方針が極めてあいまいであり、市場関係者の納得と合意が得られないままに進むことは許されないと主張。
この日の質疑も聞き、小池知事が出席した質疑の場が必要だということが鮮明になったと思います。
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