都議選後、はじめての都議会定例会。
日本共産党は和泉なおみ幹事長が代表質問、清水とし子都議が一般質問が行いました。
今議会最大の焦点である、都立・公社病院の独立行政法人化。
各党代表質問で触れましたが、自民党もコロナ禍でなぜ独法化をするのかという都民の声もあると。
ヒト、モノ、予算を柔軟に活用できるといいますが、コロナ対策において不都合はなかったということは明らかです。
10月8日の厚生委員会で、都立・公社病院の独立行政法人化の「定款」について審議が行われます。
#都立公社病院の独法化ではなくコロナ医療の充実をもとめます という声を、さらにあげていきたいと思います。
和泉幹事長の代表質問全文はこちら→https://www.jcptogidan.gr.jp/category01/2021/1005_3335
■「日野から都議が出て本当によかった」
日野市は、2005年の都議選で村松みえ子さんが当選したのを最後に、12年間日本共産党の議席がありませんでした。
今回の都議選で、市民と野党の共同の候補として、清水とし子都議が当選。
今回の清水さんの質問は、日野市の元副市長の疑惑に対する東京都の監督責任。
日野市民のみなさんが、清水都議に託してくださった思いを丸ごと発揮する質問は、聞いている私もとても心震えました。
清水都議は、質問の冒頭次のように訴えました。
今年2月、日野市の元副市長が虚偽の土地区画整理事業計画を提出して市の補助金8000万円をだまし取った容疑で逮捕されました。
元副市長の不正は、違法な報酬だけで2億円以上に上ります。4月の市長選挙では市民には財政が厳しいと言いながら、巨額の不正を許していた政治の責任が厳しく問われ、都議選では監督権限を持つ都政でも解明をとの願いが私に託されました。疑惑解明を求める日野市民の思いに応えていただくようお願いして質問に入ります。
保育園の補助金を不正に受け取っていた可能性がある問題について、都側が「仮に、偽りその他の不正な手段により、補助金の交付を受けるなど、補助の取り消し自由に該当する行為があった場合には、返還を求めるなど、規定に基づき対応する」と述べるなど、都議会の質問を通じて東京都と日野市にプレッシャーを与えることになったと思います。
清水都議の一般質問全文はこちら→https://www.jcptogidan.gr.jp/category01/2021/1006_3339
■都議会で大きな一歩
一般質問では、聴覚障害のある立憲民主党の斉藤りえ都議が質問にたちました。
斉藤都議の質問は、文字を音声に変える(小型スピーカーとUDトークを活用する)方法で行われました。
議会でこうした方法で質問するのは、史上初めてのことです。
斉藤都議の質問の内容にもとても共感するものがありました。
初めて野党共闘でたたかった都議選。立憲民主党とは共闘を行い、一定の選挙区ではすみわけを行いました。
立憲民主党の代表質問を行った西沢けいた幹事長や五十嵐えり都議の一般質問も、ジェンダー平等や気候危機、羽田新ルートやカジノ誘致見直し、さらには小池知事が勝手に予算を決める「専決処分」のあり方など、とても共感する内容でした。質問後に拍手を送りました。
お互いに切磋琢磨しながら、共同の力を発揮していきたいと思います。
都議会での共闘の力も生かして、10月31日に投開票で行われる政権交代を実現できるよう力を合わせたいと思います。
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