今日は四十九日の法要でした。
だーりんのお母様が亡くなられて、もうそんなに経つんですね。
お父様の時はホテルで親族をお招きして法要を行ったのですが、
お母様は家族葬だったので、
四十九日も家族だけでこじんまりと、でも心をこめて送ってあげようということでお寺さんで行いました。
青空がとてもきれい。
お寺さんへ歩いて行く道は、お母様が幼い頃から住んでいた町を通ります。
きっとお散歩をしている気持ちで一緒に歩いてくれていたのではないかなと思います。
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お父様とお母様はよく近所の割烹へお出かけになっていたそうです。
ふたりで仲良くご飯を食べに訪れていたとのこと。
というわけで、夜は、同じお店で私たちもご飯を食べることにしました。
ひと区切りついたね、と、だーりんとお疲れ様のビール。
炒り銀杏。こんなに真っ黒になるまで炒った殻を割ると、
中はふっくら。ヒスイ色のきれいな銀杏が飛び出します。
あーーずっと食べていたいほど美味しい。
香箱ガニ。
熱燗をいただいて、甲羅の中にたらしていただきました。
お母様がお好きだった天ぷら。
甘えびの天ぷらが美味しい。
ほかにもいろいろ食べたいものをあれこれお願いして
お腹いっぱい。
お父様とお母様、よく手をつないで歩いてお店に来ていらっしゃったそうです。
そんなお話もお店で伺いました。
その後を継いで、私たちも、
これからもここに来るときは、お父様とお母様を偲びながら来ようと思いました。
そして、よく食べていたであろう天ぷらを食べよう。
次は一周忌。
こうやって、ひとつひとついろんな節目を迎えながら
私たちも二人で年をとっていくんだろうね。