”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

やっと読書

2018-08-13 16:35:16 | 本と雑誌

夫が釣りに出掛けたので、まとまった時間が取れました。

そんなわけで、やっと読書。(^-^)

 

この2冊を読みました。

  

右の「医者が教える食事術 最強の教科書」は、

文字も大きいし、大切な個所はカラーで線が引かれているので

読みやすいはずなんだけど・・・。

 

ひとつの項目を読むたびに、本を置いて休憩したくなる。

読み進めることが難しい本でした・・・。(?_?)

まるでテレビの健康情報番組を見ているみたいで、

「で、何をどう食べると何に効くんだっけ?」

と、情報ばかり多くて何も残らないと言う・・・。

 

   

もう一冊の「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」は、

先の一冊に比べると、文字は小さいのだけれど、

目が疲れても、どんどん先を読みたくなる!!

 

一言一言が、するすると頭に入ってくる。

エビデンスに基づいた内容だから、よどみがない。

野菜ソムリエの勉強をしている時、「青果物と健康」という授業がありましたが、

そう、まさにその授業を受けた時のような満足感があります。

  

数多くの信頼できる研究によって、

本当に健康に良いと現在考えられている食品は、次の5つだそうですよ。

 1魚

 2野菜と果物(フルーツジュース、じゃがいも含まない)

 3茶色い炭水化物

 4オリーブオイル

 5ナッツ

 

大切なのは、食品に含まれる「成分」ではなく、食品や食生活全般。

ものすごく納得した一冊でした。

 

 

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易経 読んでみて!!

2018-01-31 20:26:18 | 本と雑誌

実は、野菜ソムリエになってからというもの、

一般書はほとんど読んでいません。

12年間、食、野菜、栄養に関する本ばかり読んできました。

  

そんな私が、お世話になっているお医者様に勧められて、

この冬、夢中になって読んだ本がこちら。

新泉社

竹村亞希子 築地佳つ良 共著

易経(陽の巻、陰の巻) 各1,800円

 

   

易経というのは、中国最古の哲学書で

陰陽論を元に教えを説いた書です。

中国の武将や王、日本の戦国時代の武将たちは、

苦境の立たされた時、易経を読んだと言われています。

 

この本は、その難しい易経を、

少年 乾太君の成長を通してわかりやすく解説したものです。

  

陽の巻

夢を持つってどういうこと?

夢をかなえるためには、何をしたらいいの?

この問題を乾太君が、夏休みの宿題という形で答えを見つけていきます。

  

  

陰の巻

こちらは、中学生になった乾太君に

何をやってもうまくいかず、

努力しても結果が出ないつらい日々がやってきます。

そんな辛い時を乗り切る方法を教えてくれます。

  

 

この本は、何歳の人が読んでも当てはまることがいっぱい。

子育て世代のお母さんにとっては、育児書になり、

学生にとっては、自己啓発本になり、

社会人が読めば、ビジネス書となります。

もちろん、未来ある子供たちにも読んでほしい。

 

もっと早くこの本に出逢いたかった。

でも、今という時期に出逢えたことに意味があるのでしょうね。(^-^)

 

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最近買った本

2017-10-03 13:05:43 | 本と雑誌

野菜講座や料理教室をやらせていただいているので、

情報収集のために本はよく買います。

野菜に関する本はたくさん出ていますが、

美容と結び付けたようなきらきらした本は、どうも性に合わないので、

どんな方が監修されているのかを確認して、

自分で信頼できると思ったもの・・・

例えば、農学博士、医学博士、病院の栄養部などが監修しているものを

選んで買うようにしています。

  

最近、買った本はこちらです。

食材の栄養を無駄なく摂取できるコツが、

 ●切り方

 ●調理の仕方

 ●保存の仕方

 ●食べ方

 ●食材選び

などの項目に分けて詳しく解説されています。

   

    

参考になることがいっぱい!!

でも、これはあくまでも「栄養を無駄なく摂るための食べ方」として

参考にしたいと思います。

   

それは、料理は栄養補給のためだけにあるのではないから・・・。

例えば、ピーマンの栄養素を逃さない切り方は、繊維に沿った縦切りですが、

酢豚の中に縦切りのピーマンを入れようとは思わないし、

生野菜のサラダに散らすなら、輪切りの方が食感が軟らかくなって食べやすいでしょう。

また、大きくカットした方が良いと言われている野菜も、

咀嚼する力が弱っている方には、小さくカットした方が良いのは当たり前。

 

「栄養を無駄なく摂るための食べ方」の知識を身に着けた上で、

どんな環境でどなたに食べていただくのかを判断し、

これからも楽しくお料理をしていきたいと思います。

 

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心が喜ぶ料理本

2017-04-08 15:21:21 | 本と雑誌

料理の写真がうまく撮れずに悩んでいた頃(今もその悩みは続いていますが)、

デジカメ講座にも通い、カメラも買い替え、

自然光が一番きれいに差し込む時間を目指して料理を作り、写真を撮る

・・・などということをやって、心身ともにへとへとになっていました。

  

今は、スマホのカメラの性能が優れているおかげで、

あの頃ほどの苦労はなくなりましたが、

それでも、一切加工などしていないため、彩りには気を使っています。

  

ある時、コーヒーショップで隣りに座った女の子たちがこんな会話を・・・。

「一眼レフのカメラなんて買えないし・・・。」

「大丈夫だよ。スマホの写真で!!」

「そうだよ。加工で何とでもなるじゃん。一眼レフなんか買わなくても。」

  

そうなのよね。

私が、いまだに光の具合とか、料理の彩りとかに気を使っているのに、

若い子たちは(いや、さほど若くない人も)、

そんなの写真加工アプリで何とかしちゃう。

そして、SNSに(ほんとかうそかわからない)「すてきな私の暮らし」を

毎日、毎日投稿しています。

   

テレビを見れば、「インスタ映えする料理が食べられるお店」の紹介。

雑誌を広げれば、「インスタ映えするサラダの盛り付け方」の特集。

色鮮やかすぎる料理が次々に出てきて・・・。

 

もう、そんな現状に嫌気が差していたのだと思います。

  

この本を買ったのは、新聞の書評が気に入ったからでした。

 

  

 

「この地味な表紙がすべてを物語っている。

 色鮮やかな写真に刺激的なフレーズのレシピ本があふれる中、

 本書はその深みで最先端かもしれない。」

  

たなかれいこさんの「腸がよろこぶ料理」。

「季節の食材をなるべく手を加えずに」という姿勢で、

使う食材や調味料も、米、味噌、醤油、オリーブオイルが基本となっています。

 

だから、写真もどぎつくないのです。

 

 

ちょうど、お昼にテレビを見ていたら、その番組内で女性タレントさんが、

この本に出てくる「かぼちゃの煮物」を作っていらっしゃいました。

だしの大切さが伝わってくるお料理でした。

  

この本は、私にとって「お皿に彩りを」という強迫観念から解放してくれる

まさに「心が喜ぶ料理本」となりました。

 

SNS映えする過剰な演出のお料理、いつまで続くのでしょうね。

 

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大好きな免疫君たち!

2017-03-26 21:17:11 | 本と雑誌

注文してあった本が届きました。

 

からだの免疫キャラクター図鑑。

  

以前、こちらの記事で紹介したものと同じシリーズです。

  

私は免疫の話が大好きです。

でも、私の学生時代、生物の教科書で免疫のことは

扱われていませんでした。

  

免疫のことを勉強したのは、だいぶ大人になってから…。

雑穀とアレルギーの関係について講義を聴いた時、

リンパ球の連携プレーの話がおもしろくて!!

  

それから数年後、私自身が「免疫力を高めよう!」というテーマで

お話をする機会をいただきました。

このリンパ球の連係プレーについて

どうやったらもっと楽しく伝えることができるのか?

私は、さらに免疫関係の本を10数冊読み漁りました。

   

その時は、難しい本しかなかったけど、

その当時にこの本があったら、

もっと短時間で理解できたかもしれません。

 

でも、今からでも楽しく読めそうですね。

  

ただ・・・。

私の中で、NK細胞というのはニヒルな殺し屋のイメージだったのですが、

この本の中では、

 

NK細胞ねえさんとして登場!!

   

まあ、いいか。

NK細胞ねえさん、よろしくね。 (^o^)丿

 

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