この鋭い歯を剝き出しにしているのは、
有明海のエイリアンと呼ばれるワラスボ。
そのワラスボの干物をいただきました。
長さ40cmほどあります。
炙って食べる、素揚げにして食べるなど
お酒に合うような食べ方が紹介されていますが、
私は「ワラスボ昆布だし」をとってみました。
干しワラスボと真昆布を1時間ほど水に浸け、
火にかけたら、まず昆布を引き出し、
その後30分ほどじっくり煮出しました。
きれいなおだしがとれました。
これが上品なすっきりした味わい。
このおだしで、野菜おでんを作りました。
聖護院大根、海老芋、キャベツ、トマトにおだしがしみて、
すごくおいしかった!! ヽ(^o^)丿
だしをとった後のワラスボも、おでんの具としていただきました。
そして、もう一品は、
ワラスボを素揚げにして、
南蛮漬けを作りました。
カリッとしたワラスボは香ばしくて、丸ごと食べられます。
ここまで、干したワラスボをご覧いただきましたが、
本物はこんな感じの魚です。
【画像お借りしました】
有明海には、このような珍しい魚が生息しています。
その理由は・・・
日本では、有明海、八代海にこのような珍しい魚が生息していますが、
朝鮮半島にも生息しています。
これは、元々は大陸にいた生物が、
大陸と日本が地続きになった氷河期に日本へ分散した後、
日本に取り残され生息している・・・ということを表しています。
有明海の生物のことを不思議に思いながらも、
これまで調べることなく過ぎてしまいました。
取り残されたエイリアンをいただきながら、
学ぶ機会も与えていただきました。
ありがとうございました。
私、お初です!知らなかったです。\(^o^)/
教えて頂きありがとうございます。
葉っぱ