”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

ふるさと学級でだしのお話をしてきました!

2021-07-17 14:55:41 | だし

袋井市の山名コミュニティセンター ふるさと学級で

「世界無形文化遺産の和食を学ぶ」という講座が開催され、

小学校4年生~6年生 27名におだしのお話をしてきました。

 

 

  

子どもたちの前には、おだしの飲み比べ&ブレンドセットが置かれます。

本日のおだしは、かつお節、煮干し、昆布、乾しいたけ。

それぞれ、シールで色分けされたおだしが何なのか?

味、香り、色など感想を自由に書いてもらいます。

  

 

乾しいたけと昆布の匂いが苦手という子が多く、

一緒に並んでいるだけで、他のだしまで飲みたくなくなる子もいました。

そういう子の感想は「クソまずい!」「無理!」・・・。

もう、どうなることかと思いましたが・・・。

  

  

だしのブレンドに取り掛かったら、実に楽しそう!!

「かつお節と昆布を合わせただしが一番おいしい!!」との声が

一番多く聞かれました。

  

  

そして、2グループに分け、調理室でかつお昆布だしのデモを行いました。

温かいおだしに、お醤油をちょっと加えて飲んでもらったら、

おかわり続出!!  

  

  

そんな中、小学4年生で、それぞれのおだしの味を的確に表現し、

昆布や乾しいたけのおいしさまで理解する女の子がいました。

聞いてみると、彼女のお母さんは、市販の顆粒だしやだしパックは使わずに、

毎日おだしをきちんととって、お料理を作っていることがわかりました。

  

やはり、味覚は毎日の積み重ねによって形成されるのですね。

改めて、その重要性を認識しました。

 

【だし素材を熱心に眺める小学生】

  

  

最後にみんなで記念写真。

 

ふるさと学級の皆さん、楽しい時間をありがとうございました。

コロナが落ち着いたら、今度はおだしを使ったお料理を

一緒に作りましょうね!! (^-^)

 

  

 

 

コメント (2)
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