袋井市の山名コミュニティセンター ふるさと学級で
「世界無形文化遺産の和食を学ぶ」という講座が開催され、
小学校4年生~6年生 27名におだしのお話をしてきました。
子どもたちの前には、おだしの飲み比べ&ブレンドセットが置かれます。
本日のおだしは、かつお節、煮干し、昆布、乾しいたけ。
それぞれ、シールで色分けされたおだしが何なのか?
味、香り、色など感想を自由に書いてもらいます。
乾しいたけと昆布の匂いが苦手という子が多く、
一緒に並んでいるだけで、他のだしまで飲みたくなくなる子もいました。
そういう子の感想は「クソまずい!」「無理!」・・・。
もう、どうなることかと思いましたが・・・。
だしのブレンドに取り掛かったら、実に楽しそう!!
「かつお節と昆布を合わせただしが一番おいしい!!」との声が
一番多く聞かれました。
そして、2グループに分け、調理室でかつお昆布だしのデモを行いました。
温かいおだしに、お醤油をちょっと加えて飲んでもらったら、
おかわり続出!!
そんな中、小学4年生で、それぞれのおだしの味を的確に表現し、
昆布や乾しいたけのおいしさまで理解する女の子がいました。
聞いてみると、彼女のお母さんは、市販の顆粒だしやだしパックは使わずに、
毎日おだしをきちんととって、お料理を作っていることがわかりました。
やはり、味覚は毎日の積み重ねによって形成されるのですね。
改めて、その重要性を認識しました。
【だし素材を熱心に眺める小学生】
最後にみんなで記念写真。
ふるさと学級の皆さん、楽しい時間をありがとうございました。
コロナが落ち着いたら、今度はおだしを使ったお料理を
一緒に作りましょうね!! (^-^)