みかんは、静岡県を代表する農産物なので、
子供の頃からこたつの上にのっているみかんは、県内産ばかり。
今、一番多く食べているのは、三ケ日みかんです。
つい最近、ご近所さんから長崎産のみかんをいただきました。
なんでも、奥様のお父様のご出身が長崎のみかん農家で、
毎年、お取り寄せしているとのこと。
「伊豆半島のような地形で、甘みが強いのが特徴なんですよ。」
と、教えてくださいました。
伊豆半島のような地形というと
●温暖な気候 → 晴天の日が多い
●海に囲まれている。→ 水面から太陽の光が乱反射し、みかん畑を照らす。
●坂が多い地形 → 急斜面を段々畑にすることで、みかん畑全体に太陽の光が行き届く。
という特徴があるということでしょうか?
さらに、長崎は、マルチ栽培の普及率が全国トップクラスです。
「シートマルチ栽培」で、味が甘く濃くなるメカニズムは次のとおりです。
●みかんが成長する時期にみかん畑をシートマルチで覆って水を切る。
根からの水分吸収を抑えることで、味の濃いみかんができる。
●水分吸収を抑えてストレスを与えると、みかんの木の生命パワーが強まがる。
そのため、糖の中でもより甘さを感じる果糖が増え、味が濃いみかんができる。
●みかん畑の地面を覆う白いシートマルチが太陽の光をよく反射するので、
光合成が促進され、色、味ともに濃いみかんができる。
●シートマルチには透湿性のあるものを使用しており、
雨を遮断すると同時に地中の水分を水蒸気として外に逃がす機能を持っており、
効率よく水を切ることができる。
これまで、みかんの産地として静岡のライバルというと、
愛媛と和歌山のことしか考えたことがありませんでした。
実際、年間収穫量は次のようになっています。
1位 和歌山
2位 愛媛
3位 静岡
4位 熊本
5位 長崎
しかし、ここへ来て「おいしさ日本一は長崎」という記述を見つけました。
これは、静岡も負けてはいられませんね。
皮が薄くて食べやすい長崎のみかんをおいしくいただいたら、
また、静岡県産みかんを食べるぞ~♪ (^^)v
広島みかんは、ベスト5にも入っとらんのんじゃ・・(≧∀≦)
“大長”とか“いしじ”とか、けっこう有名なんじゃけどね
うちの畑のみかんは、全然消毒しないから、ミカンミバエがついてて、食べられる状態じゃないし・・orz
みかんの収穫量は、6位が佐賀で7位が広島だったよ。
大長地区の写真を見ましたが、
海に面したお日様いっぱいの地域ですね。
おいしいみかんが育つのももっともですね。(^_-)-☆