古代シュメール文明は、現在のイラク・クウェートで発達した古代文明ですが、不思議な
事に、この古代文明の基となった文明も見当たらず、聖書などの他の歴史書にも記されて
おらず、そして突然に消滅してしまった、大変謎の多き文明であり、そしてシュメール
文明が世界でやっと認知され始めたのは、19世紀後半に入ってからという、かなり後に
なってからの事でした。
不思議な事に、日本の歴史家はなぜかシュメールに大変注目し、戦前から研究が活発に
行われましたが、最初にオランダ人の研究家が、「シュメール人の日本人起源説」という
ものを立て、その論証は更に日本人の学者達によって発展しました。
「シュメール人の日本人起源説」は、日本語と古代シュメール語の構成が非常に似通って
いる、神話や信仰などに興味深い共通点などが幾つも見られるという事から注目された
ようですが、それから西日本で相次いで、シュメール文明の積み石神殿や、神社に
古代から伝わっていたくさび型文字の版木、ペトログラフ岩が多数発見され、少なくとも
古代に日本とシュメールの間に交易があった事を裏付けるものとされています。
平成元年12月に下関彦島で発見されたものは、上の写真のようなもので、この文字も
シュメール文字コードを使用する事によって、
「最高の女神が祭主となって、神託を伝える日子王が神主と共に、七枝樹にかけて、
大地母神に祈願する」という事が刻まれているのが判読されたという事でした。
学研のムー誌の特集では、こうしたペトログラフ岩が発見されてから、その岩を祀ったり
すると、幸運がやって来るという人が多い事、反対にペトログラフ岩である事を知らずに
割ったりして加工して庭石にしたりすると、不幸が続くという人が多いという、
不思議な事例についても紹介されていましたが、発見された一つは、「小野小町の墓」と
伝えられる経塚のある小野集落で、小野一族は大陸からの渡来民であるとされている
そうです。
この記事ではまた、未発見のペトログラフ岩が沢山あるであろう事から、
ペトログラフ岩の探し方も紹介していました。
ペトログラフ岩の多くは、下関から九州地方に集中しており、こういった地域で、
なぜか昔から信仰が集まっている場所、雨乞いや祭りなどの儀式が行われていたと
伝えられる場所、丘や山の頂上にある岩、平野部なのになぜか巨木や森が生い茂って
いる所、神社の立岩、人工的に配置されたとしか思えない岩が並ぶ場所などで見つかる
可能性が高いという事です。
もしそれらしき岩を見つけたら、まず自然に出来たひび割れなどとは違う、一定の幅と
深さで人工的に彫られような跡を探し、次に濡らしたタオルで表面を軽く湿らせて、
表面が乾いて刻まれた所だけが湿った状態になったら、文字がよく見える状態に
なるので、その状態でフラッシュを使わずに写真を撮り、配置や方位などを記録し、
専門家に届けるという事で、もしそれが本物であれば、あなたの名前は歴史に残る事に
なる、という事になるのだそうです。
また下のものは神社で発見されたもので、一般的には縦に見てお札であると考えますが、
横向きにすると、くさび型文字で解読出来たそうです。
もしかしたら、他にもお札と見なされているものの中にも、くさび型文字で解読できる
ものがあるかもしれません。
この記事では、古代の日本が単にシュメール人と頻繁な往来があったという程度の事では
なく、いわゆる「日ユ同祖論」とも関わってくる事で、シュメール人の起源は
日本であり、そしてなぜ今になって突如、シュメール文明が日本の中で甦りはじめたのか
について、このように結論づけられていました。
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アメリカ・オリエント学会は、その学会誌の第一号の巻頭に、「ムルムルからスバルヘ」
という論文を掲載している。
「ついこの間まで、プレアデス星団を指すシュメール語のムルムルと、この星々を表す
日本語スバルとの間に、何か歴史的なつながりを想定する事など、誰にも夢想だに出来
ない事だった。
それが、優れたオリエント学者、ロイ・ミラーが、権威あるアメリカ・オリエント学会の
会長講演を基に加筆し、スバルの跡を辿れば、本当にシュメールの昔にまで行き着く事を
論証したのである。」
(中略)
日本と古代シュメールの関係が持つ謎に、何か大きな力が、急ぎライトを当てようとして
いるのである。
その謎の持つ秘密とは何か?
今はまだ、私達にはそれを解く事は出来ない。
が、シュメール人と、はるか古代の私達の先祖とが、人類救済の鍵を握っている事は
間違いないはずだ。
その秘密は、彦島神殿の地下に眠っているのかもしれない。
あるいは、更に数多くのペトログラフ岩が発見され、そこに刻まれたシュメール文字が
解読された時、それが一大叙事詩につながって、全ての謎を解き明かしてくれるのかも
しれない。
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以下、古代シュメールの儀式書から取られたと伝えられている、「ネクロノミコンの魔術」ですが、
日本とシュメールの間に少なくとも交易や往来があったとするならば、DNAの中に入っている人も
いるかもしれません。
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【精霊名:ルゥッガルディムメランキア】
【呪文:バヌトゥックゥ】
●重要な問題に対する解決策を得る●
「混沌に秩序をもたらす者にして、水の創造者。
いにしえのティアマト及びマルドゥククゥリオスを相手に戦いたる、風の精霊軍団の長なり。」
★心が混乱して、その混乱を収拾する道が見出せない時に有効である。
問題に対する認識力を鋭くし、普段は見落としている隠れた答えを見出す。
この精霊を召喚すれば、心と精神の暗雲が晴れ、重要な問題に対する解決策が、極めて簡単に
明らかになる。
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上は原著を松田アフラ氏が訳されたもので、「ネクロノミコン秘呪法」という本では、
このように紹介されていました。
★汝、自らの心に戸惑いて、それをいかんともし難く、混沌のうちに心沈みたる時、
ルゥッガルディムメランキアの力借りるべし。
ルゥッガルディムメランキア、すなわち混沌に秩序を与えし神にして、天地創造の折、
この世のあらゆるものの母なる混沌たるティアマトに、秩序ある流れを与えて、
全てのものを創造したり。
よって、汝の心の内の混沌たる思考も、この精霊の秩序を受ければ、まったき形表すなり。
汝、その力を借りんと欲すれば、秘なる方術をもって呪文を唱うべし。
◆解説
あなたが何かに悩んで迷ってしまった時、また仕事や勉強で、頭の中に良いアイディアが
浮かび上がってきているのに、それを上手く表現出来ないような時、あるいは絵画や音楽など、
心の中のイメージをうまく形に表そうとする時など、ルゥッガルディムメランキアの力を借りると
よいでしょう。
ルゥッガルディムメランキアは、あなたの頭の中のイメージや、心の中のモヤモヤした思考に
秩序を与え、一つのまとまった形として、それをあなたに示してくれるでしょう。
こちらの本では、原著の召喚儀式をアレンジした、このような方法が紹介されていました。
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「時空を超えて」
http://www.youtube.com/watch?v=vm5SkI1v2Z0
感動の動画です。
「はやぶさ」はある意味では、糸川博士の魂とも呼べるのかもしれません。