「バードンのシジル魔術」からの続きです。
流氏の本などを読むと、シジルはいわゆる白魔術的な目的、
そして黒魔術的な目的の、どちらにも運用する事が可能なようです。
例えば、「死の天使」と称される精霊のシジルの場合、そのシジルを動物の皮に
写し、深夜にそれを握り締めながら願文を唱え、その場で皮を燃やして、
灰を川や海に流すというものなどで、シジルだけを採用しようとする場合も、
使い方、魔術の構成の仕方はその人に任されるようです。
以下、バードンの本からです。
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【火の元素の精霊】
1:ピラム
諸元素の領域のうち、ピラムは力強き火の精霊である。
彼は王と支配者の位を占め、火の精霊たちである配下の
多数は、彼の支配と、途切れのない彼の処置の下にある。
この火の精霊の制御の下にある魔術師は、火の精霊の助けをもって、
三つの全ての領域を通り行く事を成し遂げるのを成功させる、特別なメソッドに
委ねられるだろう。
ピラムはまた魔術師の処置を据え、彼の力を与えたしもべの精霊たちに、
自らが魔術師らを連れ出すのと同じ効験をもたらしめるだろう。
あなたはピラムより、あらゆる火の純元による魔術を成し遂げる事を学ぶことが出来るであろう。
ピラムは、火の元素によって影響を引き起こす事に関わる時でさえ、その望む効験を
もたらしめるだろう。
いかなる魔術師であれ、この火の精霊と私的にコンタクトする者は、彼自身による
融通性を見出すであろう。
この精霊を喚起する最初の時、吸い取り紙の紙片に赤色で、彼の紋章の印を
描かなければならず、その護符は、五芒星型に作成されなければならない。
この火の第一の現存に属する彫版、あるいはすべてのサインには、これを適用させる。
2:アフティフ
アフティフもまた火の精霊である。
彼もまたピラムと同位を占め、同じ効験をもたらす事ができる。
この二者の間の唯一の違いは、アフティフはピラムのように能動的ではなく、従って、
彼よりも制御するのがより容易であるということである。
もう一方で、彼は人類に対して大いなる愛を持つものである。
彼は魔術師に、火の元素の多様な魔術的指導を与えるだろう。
例えば、多様な効験をもつ諸儀式、その他の助けに対し、火の元素によって成し遂げられるであろう
効験のいかにすぐれたるかをである。
魔術師は、この望ましさを見出すべきである。
アフティフは、特別なメソッドを通じて、火の元素の完全なる魔術に魔術師を参入させる。
彼はまた、魔術師の処置において、快く彼の配下をすえ、彼の有する同じ力を、彼らに
授ける。
初めて喚起する時、彼の紋章は赤色で描かれなければならない。
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「OK!マリアンヌ ビートたけし ひょうきん族 82.10.30」
http://www.youtube.com/watch?v=bugTRQSuoA4&feature=related
「OK!マリアンヌ ビートたけし ひょうきん族 82.11.20」
http://www.youtube.com/watch?v=642eKLwL_r8
彼が歌っていた事は、この動画を見るまで知りませんでした。