写真は、ブラジルのカンドンブレの、毎年12月7日に行われる
水の女神イエヤンマに捧げる祭りの取材の写真です。
取材の記事には書かれていませんが、カンドンブレの祈りを見ると、
この海と水の女神は、キリスト教の聖母マリアと同一視されてされているようです。
海と水の女神イエヤンマは、本来はアフリカの神でしたが、
アフリカの土着宗教が入った際に、この神も入り、カンドンブレのブラジルのお祭りに
欠かせない神になったとの事です。
この祭りは、ブラジル各地の海辺やアマゾン川の岸辺で、
日没から行われるそうです。
白い肌に青い目の女神の像を運び、それに供物を供え、それからドラムや独特の楽器が
刻むリズムに乗って女性達が踊り出し、やがて回転を始めます。
ドラムのリズムがますます早くなり、回転も更に早くなっていき、そこで精霊に憑依された者は、
異様な動作をするようになり、やがて地面に倒れ伏して体を激しく痙攣させます。
そのような状態になった時、儀式を司る女性が、手を触れる事で、すぐに意識を取り戻して
平静に戻り、そうした事が何人もの人に続いた後、儀式を司る男性が歌いながら儀式を進め、
あるタイミングで突然音楽を止めて、供物を水辺に運び出させ、供物を水に流して終了に
なったという事です。
以下カンドンブレの、守護や助けを願う時に唱えられる祈りの一部です。
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【詩篇23】(日本聖書教会訳より)
主は私の牧者であって、私には乏しいことがない。
主は私を、緑の牧場に伏させ、いこいのみぎわに伴われる。
主は私の魂を生き返らせ、み名のために、私を正しい道に導かれる。
たとい私は死の陰(かげ)の谷を歩むとも、
わざわいを恐れません。
あなたが、私と共におられるからです。
あなたの鞭と、あなたの杖は、私を慰めます。
あなたは私の敵の前で、私の前に宴(えん)を設け、私のこうべに油を注がれる。
私のさかずきは溢れます。
私の生きている限りは、必ず恵みといつくしみが伴うでしょう。
私はとこしえに、主の宮に住むでしょう。アーメン†
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【くしき大蒜(にんにく)への祈り】
イエズスの死去せしカルワリオの山にて、終わりなき光をあたえ、我等を一切の悪と、
牢獄と悪魔より逃れしむるために置かれし、くしき大蒜よ。
我が敵が、我が命を奪い、傷つけんとくわだてし時には、彼等のまなこに我を見ざらしめ、
彼等の足を我に届かざらしめたまえ。
彼等の手を我に触れざらしめ、彼等の猟銃に我を打ち抜かざらしめ、
彼等のやいばを逃れしめ、我を傷つけんとす者、我に来たりざらしめたまえ。
愛が我を囲むを請け負いたまえ。
善にして、一切の羨望を除く、くしき大蒜よ。
我を敵よりへだて、我の労働のうちに我を助けたまえ。
かくならんとす。かくあれかし。アーメン††
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「メキシコ湾原油流出、探検家ら水中を撮影」
http://www.youtube.com/watch?v=uh8H-7AnTT8
「止まらない原油流出映像、米メキシコ湾掘削基地事故」
http://www.youtube.com/watch?v=xwklMZaoKuE&feature=channel
この流出が止まらない限り、やがて地球全体の気候や環境破壊に大きな影響が
出るという懸念の声も上がっています。