画像は、89年に出版されたカードつきのタロット占いの本です。
著者のウィル氏は、「トワイライトゾーン」誌にも数回、西洋魔術の基礎に
関する指南を寄稿されていた方で、こちらの記事も、いつか抄掲させて頂きたく
思っています。
この本では、各カードの精神的なキーワードの理解、更にカードそのものとも
波長を合わせる為の訓練の方法も紹介され、単に占いを娯楽的に楽しもうとする人よりも、
真剣にタロット占いをしようとする人向けに書かれた本となっています。
このタロットカードを使う訓練の方法に習熟すれば、カードの意味以上、ある時は
カードの意味とは全く正反対の未来が読めるという事も出来るようになるそうで、
以前紹介させて頂いたような、「太陽のカードの図柄から第三者の姿が浮かび上がって
見え、その恋人同士が別離の結果になる事を読んだ」というような事も、ある程度は
可能になるようです。
以下、こちらの本からです。
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【想像力を伸ばす方法】
タロット占いの巧拙は想像力にある、と言っても過言ではありません。
では、想像力を伸ばす方法を述べます。
一枚のカードを抜き出します。
この場合、「女神」や「恋人」のカードが望ましく、「死神」や「悪魔」のカードは避けて下さい。
そうして抜き出したカードの絵柄を見つめていきます。
すると、何か急に思い浮かぶはずです。
現在抱えている問題の解決策であったり、今日一日に起こる事柄を指していたりするのです。
極端な言い方をすると、この絵柄だから、この意味がつけられている、というのでは
ない訳です。
キャンドルの炎や水の入ったコップ、風景などを見て、パッと閃くもの、連想するものが
あれば最高です。
身近にあるものから、次に何を思い浮かべるか。
この繰り返しをぜひ行って下さい。
……………………
【あなたは占いを信じる?信じない?】
(中略)
言い方を変えれば、占いは薬のようなものです。
風邪を引けば薬を飲みます。
風も引いていないのに、毎日風邪薬を飲んでいて、いざ風邪を引いた時に薬を飲んでも、
効く筈がありません。
占いは漢方薬でも宗教でもなく、治療剤なのです。
筆者も自分のことを占います。いえ、占いを使う時があります。
それでも、生活の全てを占っている訳ではありません。
必要な時だけ使います。
……………………
【占いやすい人と、苦手なタイプ】
筆者のようにプロとして鑑定していると様々なタイプの質問者に出会います。
そんな中で、まず占いやすい人というのは、質問内容が明確で、聞く態度も真剣な人です。
占者に対して心を開いてくれると、閃きも鋭く、的中率も高くなります。
いわゆる、「占い師を乗せる」状態になれば、大したものです。
「この人の為にも、もっと細かい点まで占ってあげようといった、良心的態度が芽生えて
くるのです。
逆に苦手なタイプはと言うと、質問が最初からない人と、黙り込む人です。
興味本位で冷やかしで訪れる人は、席に座ってから、「何を占ってもらおうかな」というのが
決まり文句です。
占った内容について、一つ一つ「フーン」「ああそう」といった返事をする人も不真面目な
証拠です。
かと言って、黙っている人も、会話が出来ず困ってしまいます。
……………………
【タロット・メディテーション】
タロット瞑想というのがあります。
タロット上達法の近道なので、解説してみたいと思います。
まず、カードの内のどれか一枚を抜き出して下さい。
この場合、「悪魔」や「死神」は不適切です。避けて下さい。
その抜き出したカードの絵柄をじっと見つめていきます。
だんだん心が、カードの絵柄の中に入っていきましたか。
その絵柄から自分なりに連想するものを、ノートに書き写します。
言葉で言い表されない風景などが浮かんだなら、それをスケッチするのもいいでしょう。
以上は、あくまで自分流に浮かんだイメージでよく、本書の解説にある意味と似合わせる
必要はありません。
次々に行っても差し支えないのですが、一日に2~3枚のペースで、約一週間は続けて
みて下さい。
そうやって出てきた意味を、自分の秘密の意味として応用していいのです。
ただし、正反対の意味や、明らかに間違っているのは困ります。
もっと効果的に行うには、部屋の灯りを暗くし、紫色のキャンドルに火をつけて行うと、
素晴らしいイマジネーションが湧きます。
就寝時に、カード一組をポーチに包み、枕の下に置くといった方法もお勧めします。
不思議な夢を見たりしますが、それはアストラル・トリップといって、心が旅している状態に
なるのです。
心配はいりません。
カードの意味を頭ではなく、肌で身につける習慣をつけて下さい。
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この本の中ではまた、著者の占術の失敗例というものが一つ紹介されていますが、
実は失敗ではなかったのではないかと、個人的に思われたものでした。
…………………………
ある女性の結婚を占いました。
最終的に「死神」のカードが表れ、かなり解釈に困った挙句、「このままでは、あなたの
気持ちばかりが先行して、難しい結末を迎えますよ、もっと相手の言い分も聞くように
した方がいいのでは………」
と答えたのです。
数日後、入籍した女性が筆者の元を訪れ、
「結婚したわよ。
あの言葉が気になって仕方なかったわ。
他の占い師は、結婚できると言ってくれたけど、あなたの占いだけが当たらなかったの。
もっと言い方を勉強したらどうなの!」
と言ってきました。
…………………………
ここで著者は、自分はこのカップルが初婚同士と思い込んでいて、実は相手の男性が
離婚問題の進行中であり、「過去を断ち切って、新しい生活に踏み入る」という解釈を
すればよかったと書かれています。
ただ、客商売の経験をした事がある人なら判ると思いますが、こういったタイプの女性は、
人によって態度を大きく変え、「結婚してから豹変する」タイプでもあり、店の中などでも、
あんまり旦那さんから大事にされていなかった人が多かったです。
もしかしたら著者は、入籍のしばらく後の将来まで、読みすぎてしまったのではないかと、
個人的に感じました。
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「パチンカスに金を貸すな2!!【体験談】(1/2)」
http://www.youtube.com/watch?v=dYvsLBwbXlE&feature=related
「パチンコ ボタン 連打」
http://www.youtube.com/watch?v=joPcEXdoLkk&feature=related
パチンコは一度もした事がないのですが、身近にいた経験者の話を聞いたり、
こうした映像を見ていると、どうしてもしてみたいとは思えなくなります。
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数年前にパチ屋の駐車場で車の中に子供が放置されていたからフロントガラスを叩き割って救助した。
意識が殆どない危険な状態だったから救急車を呼んだんだが肝心の母親がこない。
しょうがないのでその場を友人に任せて自分が付き添い。
1時間したら母親が血相を変えて飛んできたんだが第一声が「車壊したのお前か?」
車より先に心配する事があるでしょうか……。
…………………………
麻薬と賭博は中毒性が有るからやめられない。だから江戸時代の昔から御法度だった。
それがなぜか21世紀の日本では、どこの駅前でも一等地で派手に営業しても捕まらない
のは異常。
その中毒性の強さは、毎年夏になると自分の子どもを駐車場で死なせる親が必ず出る
事からも明らか。