以下 ネットに投稿されていた体験談のコピペです。
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電車で帰省していた時のこと。
結構まんべんなく人が座っているくらいの乗車率で、
私は優先席付近に立っていたのだが、貧血を起こしてしまい床にしゃがみこんだ。
すると優先席に座っていた老夫婦の片方(おじいさん)が席を譲ってくれた。
私も最初は遠慮したが「わしは健康だけどアンタ具合悪そうだし、
優先席はジジババの為だけのもんじゃないよ」と言ってくれて、
おばあさんのほうも勧めてくれたので座らせてもらった。
貧血が回復したら立つか移動しようと思いながら。
で、しばらく座っていたら、とある停車駅でおばちゃん二人が乗ってきた。
そのおばちゃん、暫く席を探して車内をうろついていたが、生憎満席だったらしくドアの方に戻ってきた。
そしてドア付近に立ったまま喋り出したのだがその内容が丸聞こえ。
「あの子老人立たせて座ってるわよ」「私たちだって立ってるのにねぇ」
「これだから最近の若い子は……」と完全に私に文句を言っている。
なんかいたたまれなくなって立とうとするも、まだ具合が悪くて立てそうにない。
私の様子に気付いたおばあさんが「いいのよ気にしないで」と言って下さるものの、
肩身の狭い思いをしてたら、おじいさんがキレた。
おじいさんはそのおばちゃん二人に歩み寄って行って
「確かにあの子は若いが、具合が悪いからわしが席を譲ったんだ。
あんたら見た所座らなきゃいけないようなトシでも身体でもないだろうが。
悪口言ってる暇があったら少し他人のこと考えたらどうだ」と穏やかだが説得力のある口調で窘めた。
おばちゃん二人、最初は呆然とおじいさんを見ていたが、結局コソコソと車両を移っていった。
戻ってきたおじいさんは、私に「あんなの気にする必要ないからね」と朗らかに笑っていた。
こんな素敵な人と結婚できたおばあさんは幸せだと思った。
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昨日の敬老の日のニュースを見て思い出した話。
10年以上前にトメとの絶縁のきっかけになった出来事。
娘が通う幼稚園の園長に呼ばれた。
「先日、娘ちゃんのおばあさまからお電話があって、
敬老の日のプレゼントは40代50代の人には失礼だ、とお叱りを受けまして」
確かに、幼稚園で敬老の日のプレゼントを作って、ウトメと私の父に送ったんだけど、
じいちゃん二人は大喜びだったが、トメは面白くなさそうにしてはいた。
「私まだ40代なんだけどねぇ」と私にだけ聞こえるように嫌味は言ってた。
でもまさか、幼稚園に苦情の電話入れるなんて、予想外すぎて腰が抜けそうになった。
園長には平身低頭謝って、すぐ夫に連絡してトメに注意してもらったんだけど、
私は間違ってない、私はまだ老人じゃない、敬老の日は祖父母の日じゃない、
幼稚園が子供に間違ったことを教えたら困るから私が教えてやったんだと、絶対謝らない。
普段も孫に名前で呼べという人なので、これ以上関わったら迷惑がかかると思って疎遠にして、
現在はほぼ絶縁状態。
死んだと聞いてないから生きてるんだろうけど、どんなふうになってるのかさっぱりわからん。