![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/1b/16ca8a299ba2fdf593e4e1ed342ca797.jpg)
(諸葛孔明仙師)
七つの灯明を北斗七星の形に並べて配置して加持を受ける方法は
大陸の神仙道において非常に重要な作法であり
諸葛孔明仙師も そのような方法によって祈願された事で
12年間の寿命を増したという記録があります。
釈迦仏・薬師仏・文殊菩薩の三尊の図像を用意し
その御前に 七つの灯明を北斗七星の形に並べて配置し
更に 香や供物などを捧げて誦します。
「諸仏正法賢聖三宝尊(しょぶつしょうほうけんせいさんぽうそん)
従今直至菩提永帰依(じゅうこんちょくしぼだいえいきえ)
我以所修施等諸資糧(がじしょしゅうせとうしょしろう)
為利有情故願大覚成(いりうじょうこがんだいがくせい)。」
「普願解脱(ふがんげだつ)
一解百解妙眞如(いちげひゃくげみょうしんにょ)
一脱全脱無所着(いちだつぜんだつむしょちゃく)
因縁解脱果解脱(いんねんだつかげだつ)
自然解脱祈加持(しぜんげだつきかじ)。」
「南無(なむ)
本師釈迦牟尼仏(ほんししゃかむにぶつ)
南無(なむ)貪狼星(どんろうせい)
南無(なむ)無勝世界(むしょうせかい)
善名称吉祥王如来(ぜんみょうしょうきっしょうおうにょらい)
南無(なむ)巨門星(きょもんせい)
南無(なむ)妙宝世界 (みょうほうせかい)
宝月智厳光音自在王如来(ほうげつちごんこうおんじざいおうにょらい)
南無(なむ)禄存星(ろくぞんせい)
南無(なむ)円満香積世界(えんまんこうせきせかい)
金色宝光妙行成就如来(こんじきほうこうみょうぎょうじょうじゅにょらい)
南無(なむ)文曲星(ぶんきょくせい)
南無(なむ)無憂世界(むゆうせかい)
無憂最勝吉祥如来(むゆうさいしょうきっしょうにょらい)
南無(なむ)廉貞星(れんていせい)
南無(なむ)法幢世界
法海雷音如来(ほうかいらいおんにょらい)
南無(なむ)武曲星(ぶきょくせい)
南無(なむ)善住宝海世界(ぜんじゅうほうかいせかい)
法海勝慧遊戯神通如来(ほうかいしょうけいゆうぎじんつうにょらい)
南無(なむ)破軍星(はぐんせい)
南無(なむ)浄瑠璃世界(じょうるりせかい)
薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)
南無(なむ)薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)
南無(なむ)日光遍照菩薩(にっこうへんじょうぼさつ)
南無(なむ)月光遍照菩薩(げっこうへんじょうぼさつ)
無垢清浄光(むくしょうじょうこう)
慧日破諸暗(えにつはしょあん)
能伏災風火(のうぶくさいふうか)
普明照世間(ふみょうしょうせげん)
「オン・ベンダ・ザルマアロゲー・アー・ウン。」(7遍誦す)
「オン・アー・ウン。」(21遍誦す)
「オン・アー・ウン
供灯之器(くとうしき)
広大如同(こうだいにょどう)
三千大千(さんぜんだいせん)
世界天返(せかいてんへん)
供灯之芯(くとうししん)
巨大猶如(きょだいゆうにょ)
山之君王(さんしくんおう)
須弥勝山(しゅみしょうざん)
供灯之油(くとうしゆ)
衆多如似(しゅうたにょじ)
無辺大海(むへんたいかい)
供灯之数(くとうしすう)
各尊仏前(かくそんぶつぜん)
一一点亮(いちいちてんりょう)
万万明灯(まんまんみょうとう)
供灯之光(くとうしこう)
消除一切(しょうじょいっさい)
上至有頂(じょうしうちょう)
下至地獄(かしじごく)
所有衆生(しょゆうしゅじょう)
無明黒暗(むみょうこくあん)
現前親見(げんぜんしんけん)
十方所有(じっぽうしょゆう)
諸仏菩薩(しょぶつぼさつ)
清浄刹土(しょうじょうせつど)。」
「オン・ベンダ・ザルマアロゲー・アー・ウン。」
「エマホー
稀有絶妙光明此供灯(けうぜつみょうこうみょうしくとう)
賢劫千仏諸等如来衆(けんごうせんぶつしょとうにょらいしゅう)
浩瀚十方浄土尽無余(こうかんじっぽうじょうどじんむよ)
上師本尊空行護法神(じょうしほんぞんくうぎょうごほうしん)
壇城聖衆跟前献供養(だんじょうせいしゅうこんぜんけんくよう)
父母為首衆生尽所有(ふぼいしゅしゅじょうじんしょゆう)
今生以及歴世諸一切(こんしょうじきゅうれきせいしょいっさい)
親見円満仏陀清浄刹(しんけんえんまんぶっだしょうじょうせつ)
無別怙主如来無量光(むべつこしゅにょらいむりょうこう)
三根本及三宝聖聖衆(さんこんぽんきゅうさんぽうせいせいしゅう)
眞諦威力賜予大加持(しんていいりきしよだいかじ)
如是発願速疾願成就(にょぜほつがんそくしつがんじょうじゅ)。」
「タドヤター・ベンザシヤー・アワボダ・ナヤ・ソーハー。」
「オン・アー・ウン。」(108遍誦す)
「達磨祖師の加持を受ける」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/3d/a59c3e1a11f9d0c3191b1eeb9f8c1648.jpg)
(達磨祖師)
「達摩北上莽蒼蒼(だるまほくじょうもうそうそう)
一杆芦葦渡大江(いっかんりょいとたいこう)
卓錫少林結禅縁(たくしゃくしょうりんけちぜんえん)
面壁九載映仏光(めんへききゅうさいえいぶっこう)
殫精竭慮修心印(たんせいげちりょしゅうしんいん)
断臂立雪伝錫杖(だんひりつせつでんしゃくじょう)
禅宗弟子遍天下(ぜんしゅうでしへんてんか)
祖師只履帰西郷(そししりきさいきょう)。」
「オン・アー・マハ・グル
ボディ・ダラマ・サルワ・シッディ・ウン。」(何遍も誦す)
「功徳を積み 転法輪を現す」
結跏趺坐で坐し 慈悲心を起こしつつ
右手は 人差し指を折り曲げて
親指を 人差し指の側面に付け
残りの指を開いて 胸の中央に当てる。
左手は 親指を折り曲げて 残りの指を開き
左手の親指を 右手の親指に付けて誦す。
「オン・サルバ・タタギャタ
サンマヤ・マニハシャレイ・ウン・ウン。」
このようにして 功徳を積み 転法輪を現す事ができるとされる。
「上師に祈り加持を受ける」
合掌し
自己の根本上師が 自分の胸の中央に坐しておられ
中央の霊的脈管を通じて頭頂に至り
そこで虹色に光の中に坐しておられる様子を強く観想しつつ 3遍誦す。
「密厳刹土法界宮(みつごんせつどほうがいくう)
三世諸仏本性体(さんぜしょぶつほんしょうたい)
指明本具法身智(しみょうほんぐほうしんち)
祈請大恩根本師(きせいたいおんこんぽんし)
三世諸仏之自性上師宝遍知(さんぜしょぶつしじしょうじょうしほうへんち)
祈加持吾心相続(きかじごしんそうぞく)
祈加持心向于法(きかじしんこううほう)
祈加持如法道行(きかじにょほうどうぎょう)
祈加持息道迷惑(きかじそくどうめいわく)
祈加持迷顕智慧(きかじめいけんちえ)。」
このような方法は本来
ニンマ派に属して ニンマ派の上師を念じて行いますが
例えば 自己の信じる神道や日本仏教の祖などを念じて行う事もできると考えられます。