「無希望経」の一部でも誦したりする事で
仏事を施し 無量の益が得られるとされます。
以下 「無希望経」の一部です。
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「文師利復白仏言(もんじゅしりぶびゃくぶつごん)
譬如薬樹名曰普療(ひにょやくじゅみょうわつふりょう)
皆能除癒一切疾病(かいのうじょゆいっさいしっぺい)
斯経如是(しきょうにょぜ)
療治一切婬怒癡疾衆想之患(りょうちいっさいいんどちしつしゅそうしかん)
仏言文殊(ぶつごんもんじゅ)
如仁所言誠無有異(にょにんそごんせいむうい)
斯経典者(しきょうてんしゃ)
実為消除一切衆生(じついしょうじょいっさいしゅじょう)
五陰六衰三毒五蓋(ごいんろくすいさんどくごかい)
十二因縁(じゅうにいんねん)
九十六径六十二疑邪見之礙(くじゅうろくけいろくじゅうにぎじゃけんしげ)
所以者何(そにしゃか)
乃往過去久遠世時(ないおうかこくおんせじ)
其劫無限不可計会(ごごうむげんふかけいえ)
其数過此(ごすうかひ)
時世有仏号楽師子歩(じせうぶつごうらくししふ)
会無央数無限人民(えむおうすうむげんにんみん)
大衆之中講説経典(たいしゅしちゅうこうせつきょうてん)
時楽師子歩如来(じらくししふにょらい)
至眞等正覚(ししんとうしょうがく)
有一菩薩名金剛幢(ういつぼさつみょうこんごうどう)
於其仏所聞是経典(のごぶっしょもんぜきょうてん)
其心不疑不懐猶預(ごしんふぎふかいゆうよ)
即時啓受於斯経典功徳之勲(そくじけいじゅのしきょうてんくどくしくん)
持諷誦読篤信執翫不離其心(じふうしょうじゅとくしんしつがんふりごしん)
行入郡国県邑聚落州城大邦(ぎょうにゅうぐんこくけんゆうじゅらくしゅうだいじょう)
見之歓欣(けんしかんきん)
皆言良医当来治我衆患之疾(かいごんりょういとうらいちががしゅかんししつ)
一心相信預懐欣然(いっしんそうしんよかいきんねん)
時百千人共相聚会(じひゃくせんにんくそうじゅえ)
皆倶往詣於金剛幢菩薩之所(かいぐおうけいのこんごうどうぼさつししょ)
各欲求護(みょうよくぐご)
時金剛幢(じこんごうどう)
則以篤信悲哀之心(そくにとくしんひあいししん)
用斯経典呪於衆人(ようしきょうてんしゅのしゅにん)
取此経中神呪諸句(しゅしきょうちゅうじんしゅしょく)
将護衆人以徳労之(しょうぐんしゅにんにとくろうし)
而以宿衛(ににしゅくえい)
文殊師利(もんじゅしり)
彼為何謂神呪句耶(ひいかいじんしゅくや)
以辞呪曰(いじしゅわつ)
「無捶(むすい)
離為(りい)
以律捨(いりつしゃ)
善度(ぜんど)
不有実(ふうじつ)
無有処(むうしょ)
離迷惑(りめいわく)
尊虚空(そんこくう)
荒如幻(こうにょげん)
無所生(むしょしょう)
不可得(ふかとく)
慈善慈(じぜんじ)
愍衆生(みんしゅじょう)
一切下(いっさいか)
求径路(ぐけいろ)
義精進(ぎしょうじん)
斯無楚(しむそ)
此神呪(しじんしゅ)。」