息を吸い込みながら 気が下丹田に到ると観じ
下丹田から 気を勢いよく発すると観じながら
「アカサマ」と誦し 再び速やかに息を吸い込む。
次に 気が下丹田に到ると観じ
下丹田から 気を勢いよく発すると観じながら
「ラツァシャダ」と誦し 再び速やかに息を吸い込む。
次に 気が下丹田に到ると観じ
下丹田から 気を勢いよく発すると観じながら
「ラサマラヤ」と誦し 再び速やかに息を吸い込む。
次に 下丹田の部位を引き締めて
下丹田から 気を勢いよく発すると観じながら
「パット」と誦す。
ここまでを1セットして 何度か繰り返す。
「金剛手菩薩・馬頭明王・金翅鳥の忿怒三尊の加持を受ける」
「十方三世諸仏身語意（じっぽうさんぜしょぶっしんごい）
二十密呪程式庫主金剛手（にじゅうみつしゅていしきこしゅこんごうしゅ）
大力馬頭明王（だいりきばとうみょうおう）
金翅鳥（こんじちょう）
降魔智慧三尊我頂礼（ごうまちえさんそんがちょうらい）。」
「オン・ベンザパニ・ハヤグリヴァ・グルンザ・ウン・パッタ。」（何遍も誦す）
「薬師仏の加持を受ける」
「ラム字」「ヤム字」「カム字」が出現して 光を放って
供物を浄化すると観じ
（赤色が「ラム字」緑色が「ヤム字」黄色が「カム字」）
次に「アー字」「オン字」「ウン字」が出現して 光を放って
供物を浄化し 薬師仏と諸尊を満足させるものとなる様子をと観じる。
（上から「オン字」「アー字」「ウン字」）
「法界如来壇城中（ほうかいにょらいだんじょうちゅう）
迎請薬王如来衆（げいじょうやくおうにょらいしゅ）。」
「坐于象蓮日月座（ざうしょうれんじつがつざ）
供奉生喜有寂供（くぶしょうきうじゃくく）。」
ここで薬師仏の像に灌水できれば それを行う。
もしできなければ 観想によってそれを行う。
「如来無需行沐浴（にょらいむじゅぎょうもくよく）
為浄衆生諸障碍（いじょうしゅじょうしょしょうげ）
供五聖水行梵浴（くごしょうすいぎょうぼんよく）
願滅衆生五毒惑（がんめつしゅじょうごどくわく）。」
「諸仏薬王神尊前（しょぶつやくおうしんそんぜん）
三門虔誠行頂礼（さんもんけんせいぎょうちょうらい）。」
（懺悔を行う）
「一切不当医療行（いっさいふとういりょうぎょう）
薬王仏前誠懺悔（やくおうぶつぜんせいざんげ）
琉璃光前誠懺悔（るりこうぜんせいざんげ）
祈滅身口意障碍（きめつしんくいしょうげ）。」
「微妙吉祥宝盤中（みみょうきっしょうほうばんちゅう）
円満内外密供品（えんまんないがいみつくひん）
供諸海供祈受納（くしょかいくきじゅのう）
祈滅悩疫賜甘露（きめつのうえきしかんろ）。」
薬師仏の胸の中央に 「オン字」があり
「オン字」を中心にして 薬師仏の眞言の輪が 時計回りに回転して
光を放っている様子を観じつつ 何遍も誦す。
「オン・ナマ・ミダユエ・ザーンレナアムダゾンディ。」
「法界如来壇城中（ほうかいにょらいだんじょうちゅう）
破滅三毒ジェボ尊（はめつさんどくじぇぼそん）
琉璃光具報身衣（るりこうぐほうしんえ）
手持ユンドラン与薬樹（しゅじゆんどらんよやくじゅ）
静坐象蓮日月座（せいざしょうれんじつがつざ）
薬王如来衆囲繞（やくおうにょらいしゅいにょう）
礼賛祈請摂我等（らいさんきじょうしょうがとう）
祈滅五毒業病魔（きめつごどくごうびょうま）
衆生楽円二資糧（しゅじょうらくえんにしろう）。」
「上供仏神客生喜（じょうくぶっしんかくしょうき）
下施衆生悦（げせにひんしゅじょうえつ）
願降五妙欲甘霖（がんこうごみょうかんりん）
祈除病魔逆縁障（気じょびょうまぎゃくえんしょう）。」
（回向）
「功徳回向我以及（くどくえこうがにきゅう）
父母六道衆有情（ふぼりくどうしゅうじょう）
願此今生得受用（がんしこんしょうとくじゅよう）
来世得見薬師仏（らいせとくけんやくしぶつ）
成就琉璃光仏果（じょうじゅるりこうぶっか）。」
トータル
