堅牢地天に飲食物や花などの 用意できる供物を捧げて行います。
何遍も誦す。
「南無(なむ)
本師釈迦牟尼仏(ほんししゃかむにぶつ)。」
何遍も誦す。
「南無(なむ)
地蔵菩薩(じぞうぼさつ)。」
何遍も誦す。
「オン・プリティヴィエ・スヴァーハー。」
何遍も誦す。
「南無(なむ)
金光明最勝明経(こんこうみょうさいしょうみょうきょう)。」
何遍も誦す。
「ナモ・サンマンタ・ブッダーナン
オン・ドゥル・ドゥル・チビ・スヴァーハー。」
(回向)
「給古仏化身(きゅうこぶつけしん)
大威徳天堅牢地神菩薩(だいいとくてんけんろうちじんぼさつ)
和所在地的城隍爺(わしょざいちてきじょうこうや)
土地神(とちじん)
山神(さんじん)
水神等福徳正神(すいじんとうふくとくせいしん)
願他們福徳威力悉増明(がんたもんふくとくいりきしつぞうみょう)
衆善普臻証菩提(しゅぜんふしんしょうぼだい)。」
捧げた供物は 処分するか
戸外で野生動物に与えるなどします。
「梁朝伝大士頌金剛経」
「梁朝伝大士頌金剛経」を
一部でも読経したり 他者に教えたりする事で
無量の不可思議な功徳を成就するとされ、
この経がある所においては
一切の天人や阿修羅が供養に応じるとされます。
以下「如理実見分第五」です。
「須菩提(すぼだい)
於意云何(おいうんか)
可以身相見如来不(かにしんそうけんにょらいふ)
不也世尊(ふっちゃせそん)
不可以身相得見如来(ふかにしんそうとくけんにょらい)
何以故(かにこ)
如来所説身相即非身相(にょらいしょせつしんそうそくひしんそう)
仏告須菩提(ぶっごすぼだい)
凡所有相皆是虚妄(ぼんそうそうかいぜこもう)
若見諸相(にゃくけんしょそう)
非相則見如来(ひそうそくけんにょらい)
弥勒頌曰(みろくしょうわつ)
如来挙身相 (にょらいきょしんそう)
為順世間情(いしゅんせけんじょう)
恐人生断見(きょうにんしょうだんけん)
権且立虚名(ごんしゃりつこみょう)
假言三十二 (かごんさんじゅうに)
八十也空声(はちじゅうやくうしょう)
有身非覚体(うしんひがくたい)
無相乃眞形(むそうないしんぎょう)。」
「功徳を天神や土地神などにふりむける」
読経や礼拝などによって得た功徳を
天神や土地神などに ふりむける事が重要であるという事が
密教においても 上座部仏教でも重要であるとされ、
読経などを行ってから
以下のように回向して
功徳を天神や土地神などにふりむける事ができます。
(回向)
「願将此功徳回向(がんしょうしくどくえこう)
本尊護念(ほんぞんごねん)
堅固悲願(けんごひがん)
賜予証量(しよしょうりょう)
自渡渡他(じととや)
復以此功徳回向(ぶにしくどくえこう)
法界冤親債主(ほうかいえんしんさいしゅ)
遠離幽冥苦(おんりゆうめいく)
速得勝妙楽(そくとくしょうみょうらく)
‧復以此功徳回向(ぶにしくどくえこう)
龍天善神(りゅうてんぜんじん)
護法聖衆(ごほうしょうしゅ)
常相擁護(じょうそうようご)
免諸魔擾(めんしょまじょう)
‧復以此功徳回向(ぶにしくどくえこう)
土地衆神(とちしゅじん)
発菩提心(ほつぼだいしん)
擁護正法(ようごしょうぼう)
共成仏事(くじょうぶつじ)
再将此功徳回向(さいしょうしくどくえこう)
法界一切衆生(ほうかいいっさいしゅじょう)
共成菩提(くじょうぼだい)
成等正覚(じょうとうしょうがく)。」