(時輪金剛と仏母)
時輪金剛と仏母に礼拝や供養を捧げて誦す事で
加持が得られます。
(時輪金剛)
「オン・ベンザ・ヨンレツァニエ・ウン・ウン・パッタ・ソーハー。」
(仏母)
「オン・ヘハ・エンタレカ・ウン・ウン・パッタ。」
(時輪金剛と仏母)
時輪金剛と仏母に礼拝や供養を捧げて誦す事で
加持が得られます。
(時輪金剛)
「オン・ベンザ・ヨンレツァニエ・ウン・ウン・パッタ・ソーハー。」
(仏母)
「オン・ヘハ・エンタレカ・ウン・ウン・パッタ。」
「大宝積経」を聴く事で
多くの福徳と歓喜が得られるとあり
「聞是法已(もんぜほうい)
当無障礙(とうむしょうげ)
於諸仏法(おしょぶっぽう)
最上無疑(さいじょうむぎ)
諸少福者(しょしょうふくしゃ)
不得聴聞(ふとくちょうもん)
諸多福者(しょたふくしゃ)
聞是経典(もんぜきょうてん)
少福之人(しょうふくしにん)
雖聞不信(すいもんふしん)
多福聞已(たふくもんい)
頂戴如鬘(ちょうたいにょめん)。」
上の動画を再生されて聴経される事で
功徳が得られます。
ミラレパ尊者は
自分の図像を目にしたり
自分の名前を聞いたり
また 自分の伝記を読む、または聞く
または自分の言葉を読んだり 聞いたり
自分の事蹟を憶念したりする事で
無量の功徳が得られ、
浄土に至る事ができるという言葉を残されています。
以下 ミラレパ尊者の道歌の1つです。
「祈請上師賜吉祥(きせいじょうししきっしょう)
清涼熱悩及毒怨(しょうりょうねつのうぎゅどくおん)
汝等悪鬼深可憫(にょとうあくきじんかみん)
女魔万軍煩悩熾(にょまばんぐんぼんのうし)
悪意毒心串習故(あくいどくしんかんしゅうこ)
常楽損悩諸衆生(じょうらくそんのうしょしゅじょう)
喜啖血肉之食故(きたんけつにくしじきこ)
勇於断命及殺生(ゆうおだんみょうぎゅせっしょう)
由此投生餓鬼道(ゆうしとうしょうがきどう)
得報鄙悪下賤身(とくほうひあくげせんしん)
多行悪業堕地獄(たぎょうあくごうだじごく)
従不思念解脱因(じゅうふしねんげだついん)
何得解脱之方便(かとくげだつしほうべん)
常期堕落深可憫(じょうごだらくじんかみん)
我住空性金剛座(がじゅうくうしょうこんごうざ)
以神通力変化身(にじんつうりきへんげしん)
汝曹若能奪我身(じょそうにゃくのうだつがしん)
有何不可甚快哉(うかふかじんかいせ)
衆鬼集此亦楽哉(しゅきしゅうしやくらくせ)。」
カシ・パンチャカムを読誦する事で
自己の悪業の浄化や無怖などが得られるとされます。
★「マノー・ニヴルッティ・パラモー・パサーンティ
サー・ティルタヴァリャー・マニカルニカー・チャ
ジュナナ・プラヴァーハー
ヴィマラー(Lの発音)ディガンガー
サー・カシカーハム・ニジャボーダルーパ
ヤシャーミダム・カル(Lの発音)
ピタミンドラジャーラ(Lの発音)ム
チャラーチャラム・バーティ・マノーヴィラ(Lの発音)サム
サッチトゥスカイカー・パラマート・マールパー
サー・カシカーハム・ニジャボーダルーパ
コーセース・パンチャ・スヴァディラージャマーナー
ブッディルバヴァーニー・プラティデーハゲーハム
サークシ・シヴァ・サルヴァガトー・ンタラートマー
サー・カシカーハム・ニジャボーダルーパ
カーシャ・ヒ・カーサタ・カーシー・カーシ
サルヴァ・プラカーシカー
サー・カーシー・ヴィディター・エーナ・テーナ
プラープター・カーシカー
カシクセートラム・サリラム・トリブヴァナジャナニ
ヴャーピニ・ジュナーナガンガー
バクティ・スラッダー・ガエーヤム
ニジャグル・チャラナドヤーナヨーガー
プラヤーガ・ヴィスヴェーソー・ヤム・トゥリーヤー
サカラ(Lの発音)ジャナマナー・サークシブートー
ンタラートマー・デーヘー・サルヴァム・マディーエー
ヤディ・ヴァサティ・プナスティルタマニャトキマスティ。」
「稽首帰命観自在(けいしゅきみょうかんじざい)
大慈大悲代受苦(だいじだいひだいじゅく)
娑婆世界施無畏(しゃばせかいせむい)
五濁悪世能救護(ごだくあくせのうくご)
名利(みょうり)の心 捨てがたく
戒珠(かいしゅ)光(ひかり)曇(くも)りつつ
悪業(あくごう)重き罪人(ざいにん)に
悲願(ひがん)殊(こと)にすぐれたり
三因仏性(さんいんぶっしょう)具(ぐ)せる身の
空(うつ)く五趣(ごしゅ)にさすらいて
生死(しょうじ)の間に迷うには
無垢(むく)の光(ひかり)を照らしける
名を聞き形を礼(らい)すれば
万(よろづ)の苦しみ おそれなし
三毒(さんどく)重き 輩(ともがら)も
念に応じて滅すなり
二世(にせ)の悲願(ひがん)悉(ことごと)く
思いにまかせ みてたまう
我堕虚(がだこ)妄罪過中(もうざいかちゅう)
不還本覚捨大悲(ふげんほんがくしゃだいひ)
三十三身(さんじゅうさんしん)自在にて
六趣(ろくしゅ)に遍(へん)せる その中に
自(みずか)ら奈落(ならく)の苦(く)に代わる
大定(だいじょう)知悲(ちひ)の身(しん)なれば
炎魔(えんま)獄卒(ごくそつ) はばからず
青蓮(しょうれん)慈悲の眼(まなこ)より
落つる涙は雨のごとく
はかなく罪業(ざいごう)造(つく)りつつ
等覚無垢(とうがくむく)の肌(はだえ)にや
須由(すゆ)の間も痛わしく
重苦(じゅうく)に代わらせたてまつる
抑(そ)も月日(つきひ)の光(ひかり)をば
何の恩とか思うべき
知るべし大光普照(だいこうふしょう)の
迷(まよい)の闇(やみ)を照らすなり
中にも大悲(だいひ)闡提(せんだい)の
誓願(せいがん)ごとに勝(すぐ)れたり
衆生界(しゅじょうかい)苦(く)尽くさずば
誓(ちかい)て正覚(しょうがく)とらじとぞ
浄土になりては無量寿(むりょうじゅ)
穢土(えど)にのぞめば 観自在(かんじざい)
その体(たい)またこれ法にして
一乗(いちみょう)妙法蓮華(みょうほうれんげ)なり
衆生帰念(しゅじょうきねん)退(たい)せねば
臨終終(りんみょうじゅ)の 夕(ゆうべ)には
心(こころ)蓮台(れんだい)あらわして
自(みずか)ら行者(ぎょうしゃ)を迎(むか)うなり
三世諸仏大慈悲(さんぜしょぶつだいじひ)
皆集一体観世音(かいしゅういったいかんぜおん)
八寒八熱那落迦(はっかんはちねつならくか)
大悲一人代受苦(だいひいちにんだいじゅく)。」
(牧牛増禄天母)
牧牛増禄天母に礼拝や供養を捧げて誦す事で
加持が得られます。
「オン・ザンド・ガタマノハラ
サルヴァ・パナパラント・ウン・ゾン・ウン・ウン・ソーハー。」
「童貞者(どうていしゃ)の父にして守護者なる聖ヨゼフよ、
無垢そのものにましますキリスト・イエズスと
童貞中(どうていちゅう)の童貞にてましますマリアを任されたまいしにより、
我は この二重のイエズスとマリアとによれる
いと貴(たっと)き委任によりて
我を一切の汚(けが)れより救い、
わが心が汚(けが)されざらしめたまえと
祈り こいねがいたてまつり、
心の(けが)されざるを保つにより わが救いのために
わが心の清浄(しょうじょう)と 体の貞潔と
常にイエズスとマリアに仕えるを得せしめたまえ アーメン。」
+++++++++++++++
■ 裏天理時報 ■
【第一面:真柱室だより】
(中山善司)
( `m´) 「…カツオの刺身に
マヨネーズをつけて食べてみましたが、
美味しいと感じられませんでしたねー」
【第二面:天理教校だより】
(中山善平)
( `m´) 「…左右の眉毛が繋がりかけていたので
ムダ毛を処理しました。」
+++++++++++++++
| ■□ 布教部 ■□ |
(松村布教部長)
( `m´)つ 「…もしもし 緑っちさん、
私たちが一緒に
私の故郷の東京に行く前に
必要な物を買って
ある程度 準備しておかなきゃいけないかな、
と考えたんですよね」
(松村布教部長)
( `m´)つ 「…明日は 天気もいいようですし、
天理本通商店街で 必要な物を買って、
その後で 喫茶店で休むコースにしましょう」
(松村布教部長)
( `m´)つ 「…もちろん 緑っちさんが欲しい物なら
私が 何でも買ってあげますから。
それでは明日の午後13時に 待ち合わせするという事で。」
(松村布教部長)
( `m´)つ 「…緑っちさん 愛しています
君だけを…」
+++++++++++++++
| ■□ 天理本通商店街 ■□ |
(松村布教部長) (緑っち宮司)
( `m´) ζ~(`m´ )~ζ
(松村布教部長)
( `m´)つ 「…緑っちさん!
それでは お買い物をしましょうか!」
(緑っち宮司)
ζ~( `m´)~ζ 「…何だか よく分からないんだケド、
松村のおっさんが
アタシに 何でも買ってくれるという事だから、
新しいハイヒールを買ってもらおうかしら♪」
(松村布教部長)
( `m´)つ 「…私の事は おっさんなどと呼ばずに
トミーと呼んで下さい。
それじゃ まず靴屋さんに行きましょうか」
| ■□ 趣味の履物 なかやま ■□ |
(緑っち宮司)
ζ~( `m´)~ζつ 「…まー
この赤いハイヒール アタシにピッタリみたい♪」
(松村布教部長)
( `m´)つ 「…それでは この赤いハイヒールは、
私と一緒に 代官山を歩く時に
履いてもらうとして」
(松村布教部長)
( `m´)つ 「…緑っちさんが
ウチの教会に来られる時には
女性の黒留袖の おつとめ衣を着て頂きたいから、
天理ふしん社に行きましょう」
| ■□ 天理ふしん社 ■□ |
(緑っち宮司)
ζ~( `m´)~ζつ 「…天理教で 女性は
紋付きの黒留袖を着るのねー」
(松村布教部長)
( `m´)つ 「…ふくよかな緑っちさんに合うサイズは
ちょっと無いようですから、
特注で 頼みましょう」
(松村布教部長)
( `m´)つ 「…それじゃ 喫茶店で休憩しましょうか」
| ■□ 自家焙煎珈琲 フルサト ■□ |
(中山善平)
( `m´)つ(アイスコーヒー)「…さて アイスコーヒーを飲みながら、
教祖140年祭のイベントについて
案を練る事にしよう」
(中山善平)
( `m´)つ(アイスコーヒー) 「…やっぱり
ピッキーwithほんわか村の仲間たちの
親里一周パレードは 外せないなあ」
(緑っち宮司) (松村布教部長)
ζ~( `m´)~ζ( `m´)つ 「…ここは
自家焙煎コーヒーの御店なんですよ。
一緒に 美味いコーヒーを飲みましょう」
(緑っち宮司)
ζ~( `m´)~ζつ【MENU】 「…じゃー アタシは
コーヒーとサンドイッチとパフェにします♪」
(中山大亮)
|・)~ζ( `m´)つ「…うみちゃん
今日はここで コーヒーと
名物のアーモンドを頂こうよ!」
(中山善平)
( `m´)つ(アイスコーヒー) |・)~ζ
(中山善平)
( `m´)つ(アイスコーヒー)「…月江が 今日は
大亮と一緒に 食べに来たようだなー」
(松村布教部長)
( `m´)つ 「…おや 青年会会長も |・)~ζ
うみちゃんと来られたんですか?」
|・)~ζ
♪しゃんぼん玉
https://www.youtube.com/watch?v=ws7BBtXcXb4
|・)~ζ♪「愛実町の布教所って カルトだったよ
小西梅代を勝手に 祀っていた場所
親神様のお道なのだと 皮を一枚ひんめくりゃ
ただの小西真理教だったと 本当に思えた
所長への土下座の礼は
身を縮めるだけだった
辞めたいと言っても「不幸になる」と言われた
異端の伏魔殿でも おやさまの道だと名乗ったよ
教内の鼓笛で 最大規模で
それだけが自慢だったよ
淋々と泣きながら 布教所から逃げたけど
もっと俺は自由で ありますように
いったい愛実町は 恋愛 外食 化粧などの禁止に
いくつの変なルールを 打ち出すのだろう?
所長の恩に報いよの教えが 痛かった
馬鹿っツラぶらさげて所長だと 偉そうだった
子育てセミナーで 勧誘行為やってきたけど
男尊女卑思想の指導が 道に置き換わった
神探すけれど神不在
道求めても道がない
布教所の中で俺も涙が出てきたよ
ようぼくに見合い話しを押し付けて
子供たちに習い事禁じたよ
信者の人生支配した 何かのカルトのように
淋々と泣きながら 布教所から逃げたけど
もっと俺は自由で ありますように
いったい愛実町は 恋愛 外食 化粧などの禁止に
いくつの変なルールを 打ち出すのだろう?
淋々と泣きながら 布教所から逃げたけど
もっと君は自由で ありますように
いったい愛実町は 恋愛 外食 化粧などの禁止に
いくつの変なルールを 打ち出すのだろう?」
(中山大亮)
( `m´)つ 「…あーーーーーっっっ!!! |・)~ζ!
また ニセうみちゃんの
クソガキだったのか!!!!
ここで捕獲しなければ!!!!!!」
(松村布教部長)
( `m´)つ 「…青年会会長!! |・)~ζ!
私も捕獲に協力いたします!」
(緑っち宮司)
ζ~( `m´)~ζつ 「…んまぁぁぁぁぁぁ |・)~ζ!
もみじちゃんも 来ていたの♪
アタシとパフェを食べましょうね♪」
(中山善司)
⊂( `m´)つ 「…焼きナスも好きだよ!
ジー君 登場!!」
(中山善司)
( `m´) 「…大亮!!松村!!!
娘を捕獲する事など 真柱が許すわけないのや!!
金玉パンチ!!!!」
(中山大亮)
( `m´)あっ! (中山善司)
⊂⊂⊂⊂⊂(`m´ )
(中山善司)
( `m´)
(中山大亮)
( `m´)つ… カクッ
(松村布教部長)
( `m´)あっ! (中山善司)
⊂⊂⊂⊂⊂(`m´ )
(中山善司)
( `m´)
(松村布教部長)
( `m´)つ… カクッ
(中山善司)
( `m´) |・)~ζ
(中山善司)
⊂( `m´)つ 「…さあ 月江は |・)~ζ!
パパの乳首を吸って
教祖140年祭に向けて 心身の準備をするのや」
(中山善平)
⊂( `m´)つ 「…月江!!!!!! |・)~ζ!
私の乳首は コーヒーの味がするから!!!」
(緑っち宮司)
ζ~( `m´)~ζつ 「…もみじちゃん |・)~ζ!
アタシと 大阪と帰りましょうね♪」
|ミ サッ!
バイデン政権は、
キーウの米国大使館を守るために
ウクライナに特殊作戦部隊を派遣することを検討している
***
大使館員が危険ならば通常は引き上げさせる
それが第一であり、当然の行動
この派兵の危うさに気付けない
***
あとはモスクワにいるアメリカ人が
虐待されてるって根拠でモスクワを攻撃すれば完了
ロシアは何も反論しようがないな
同じことやってんだから
***
ここまで思惑通りだろ
これから第三次世界大戦まで加速して
軍事産業が儲かりその他が高騰する
ついでに人口も減って当初の人口削減計画もできる
まじでこの筋書き思いついたやつを恨むわ
***
ロシア在住のアメリカ人救出作戦開始かな
***
これ否定するなら
ロシアが親露地域の安全のために派兵したのも
否定せんといかんな
***
大使館員保護のため
F35とF15EとA10とB2とB52も必要だな
***
ウクライナのアメリカ大使館は
職員をポーランドに避難させて閉鎖してたのを
数日前に再開させたばかりの筈だけど
敢えてキエフに戻した職員を保護するために
軍を送り込むのか…
アメリカらしさを隠さないところが寧ろ清々しい
***
ウクライナへの米軍派遣でプーチンロシアの暴走を誘い侵攻前に退避
ウクライナの米兵160人が出国へ 米国防総省「安全と安心を考え」
2022年2月13日
https://www.asahi.com/articles/ASQ2F0BRMQ2DUHBI032.html
再派遣で侵略戦争の沈静化を阻止?
バイデン大統領 米軍のウクライナ派遣を否定「そうすれば世界大戦になる」
2022年2月11日
https://news.ntv.co.jp/category/international/2938ba97ea6446fcb9ec7cc79f1dc202
(四臂白ガネーシャ神)
チベット仏教に伝わる
四臂白ガネーシャ神に礼拝や供養を捧げて誦す事で
加持が得られます。
「オン・ゾン・ガナパティ・レナザンディ・ソーハー。」
以下 ネットに投稿されていた体験談のコピペです。
++++++++++++++++++++++++++++
小学5年くらいの時かな。夏休み近所の山に虫採りに行ったんだよ。
山っていうか、何て言うか雑木林からシームレスにいつの間にか山、みたいなとこ。
ミニチュアの富士山と樹海みたいな感じかな。友達と、
確か四人で、早朝、雨の上がりの霧の深い中
雑木林の中で虫を採りながら山に入ってった。
雨降ったあとなんて虫いないんじゃないかって思ったんだけど、これが不思議といるのね。
そこそこ田舎だったからオオクワガタとかまではいないものの
都会では売れるレベルのノコギリとかミヤマとか結構採れた。
そうやって色々採りながらどんどん分け入ってくんだけど
途中で珍しい虫が採れたんだよ。大きさと形はカナブンみたいな感じ
というかカナブンなんだけど、表面にうっすら毛が生えてて
変な模様があった。この辺で採れるカナブンはだいたいおなじみの
緑色の奴だったから珍しかった。細かくは覚えてないんだけど
とにかく見たことない感じ。っていうかそれ以来同じようなカナブン見たことないわ。
それで友達とレアだーとか言ってテンション上がってたら、もう一匹。
今度は蝶というか蛾?だった。オオミズアオっているだろ? あれに形と色は似てた。
けど、これにも変な模様があった。ゴライアスってハナムグリいるじゃん
あんな感じだった。そんなの捕まえちゃったから俺らテンション上がりまくって
もっと採ろう、ってなって。夏草茂る藪の中、道なき道を奥へ奥へと。
案の定、道に迷う、テンション下がる、来た道を戻ろうにも
完全に座標を見失う、変な汗をかき始める。これはいよいよやばいのでは
と半泣きになったところで、藪が途切れて沢みたいなところに出たんだ。
何て言うのかよくわかんないけど山葵とか育ててそうなとこ。
確か雑木林の方まで小川が何本か流れてたから、これ伝って行けば帰れる!
と思ってすっげー安心した。じゃあ帰ろうぜ、ってことでその沢から
川伝いに帰ろうとすると、俺ら出てきた反対の藪から爺さんが出てきた。
本当なら俺ら泣いてちびるくらいの状況だったけど、なんでかその時は
人を見つけたことで安心したんだよね。迷子になってやっと帰れる、って
なった後だったからかもしれないけど。
それで爺さんに「これ(川)伝えば出れますよね?」って聞いたら爺さん
「そうだけんじょも、おめーら虫さ採りにきたんか?」って聞かれた。
そうだ、って言いながら爺さんに道に迷ったことを話すと、爺さんは
急に俺らの虫かごを取り上げて「おめら何か変な虫さ採ったろ」って言いながら
虫かごからさっきの二匹を見つけだしたんだよ。んで、ちょっとおっかない顔で
「おめたちこういう虫は採っちゃいけねーだ、山の神さんに返してけ」って
その二匹を逃がした。
俺らはとっさのことに何するんだ、とも言えずに
ぽかーんとしてたんだけど、何となく雰囲気がおかしくなってきたから
早々にごめんなさい、じゃあ帰ります、って川伝いに帰ろうとしたら
爺さんに肩をぎゅっと掴まれて
「そっちさ行ったら帰れんようになる、あっちさ真ーっ直ぐ行けばつっかけ出られる」
って、俺らが出てきた藪の方を示したんだよ。
でも俺らもそっちから迷って出てきたんだ、って言っても爺さんは「大丈夫だ、早く帰れ」
って俺らを藪の方へ追いやった。結局、俺らはこれ以上ここにいるのはまずいんじゃね
みたいな感じになって渋々藪へ戻って言われた通り真っ直ぐ進んでいった。
みんな何か言いたそうだったけど、また引き返したりして爺さんに会うのも
いやだったから、無言でずんずん進んでった、ら。ものの五分もしないうちに
藪が無くなってきて、元いた雑木林の方へ出て、あっさり出ることが出来た。
いつの間にかもう霧は晴れて太陽が真上に来てた。それで、珍しい虫を逃がされたことに
段々腹が立ってきたんだけど、テンション下がっちゃったし、無事に出られたし
ノコもミヤマも手に入ったからよしとしよう、みたいな感じで解散して家に帰った。
家に帰って爺ちゃんに道に迷った話をしたらえらい怒られた。
孫大好き!みたいな温厚な爺ちゃんが初めて怒ったんでえらいたまげた覚えがある。
それで、怒られながらも山の沢で見た変な爺さんと珍しい虫のことを話したら
「ああ、そりゃ狐だな」って言われた。
他にも山には神さんの場所がどうたらとか、霧が深い山はどうのとか
虫のことは分からんが山には触っちゃいけねえもんがたくさんあるだとか。
俺も子どもだったから「あーなんだ、化かされたのか、こえー」くらいにしか
その時は思わなかったんだけどさ。
これって狐に化かされてた俺らを変な爺さんが助けてくれたのかね。
それとも沢も爺さんも虫も狐の仕業だったんかね。
今でもその時の一人と付き合いがあるんだけど、何だったんだろうな、って。
まあ当時から「山の神様()て」とかそいつらと言ってたけどさ。
それからはあんまり虫採りもしなくなったし、またああいう虫を見かけても
知らん顔してようと思ってるけど、幸いなことにああいう虫を見かけたことはあれきり一度もない。