上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

朗読による「平和のメッセージ」

2018-08-22 12:35:22 | エトセトラ
今年の夏も、平和について、語ること、聞くこと、感じること、学ぶこと、行動すること、いろいろな機会がありました。
その一つ、「聞くこと・感じること」が、県民交流会館パレアで開かれた熊本朗読研究会の「2018平和のメッセージ朗読会」です。
さまざまな機会をとらえ朗読を披露されてるようですが、知人からいつもご案内いただく夏の朗読会に、今年は時間をつくり参加することができてよかったです。

あまんきみこ作の「ちいちゃんのかげおくり」の群読に始まり、メンバーの方々によるお一人お一人の朗読も、それぞれの思いが伝わってきてよかったです。
プログラムには、中学生や大学生による朗読もあり、若い方々が会の活動を次世代につなげて行ってくださっているようで、とても微笑ましく、うれしく思いました。

栗原貞子作 「生ましめんかなー原子爆弾秘話」
茨木のり子作 「わたしが一番きれいだったとき」
佐々木朝子作 「潰された声で~茨木のり子さんへ~」
佐々木朝子作 「あの夏休みに」
沖縄県立糸満高校3年 伊福瑠菜作 「サク」
浦添市立港川中学2年 相良倫子作 「音」
浦添市立港川中学3年 相良倫子作 「生きる」
石牟礼道子作 「苦海浄土より 第2部神々の村」
石牟礼道子作 「花を奉る」
浜田知明策 「戦争を生き延びて」
正田吉男作 自作詩
野坂昭如作 「年老いたおおかみと女の子の話」
徳富蘆花作 「勝利の悲哀」

言葉の一つ一つ、語られる声の一つ一つから、「平和のメッセージ」が伝わってきました。
これからも、長く続けていただきたいと思いました。


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「さくらカード」制度見直しに関する検討委員会の第3回目が開かれました

2018-08-21 23:42:30 | 熊本市政
8月20日、「さくらカード」見直しについて検討している「高齢者及び障がい者の社会参加に関する検討会」の第3回目が開かれました。
今回は、7月28日に開催されたワークショップでの意見なども報告され、協議がすすめられました。
今回も、高齢者・障がい者の社会参加ということでの漠然とした話に始まり、後半から「さくらカード」についての議論に移りましたが、ワークショップでは「さくらカード」制度についての具体的な論議・意見聴取がされていなかったために、ワークショップのリーダーをされた委員からも、「ワークショップで出た意見をどのように施策に生かしていくのか、よくわからない」という意見が出されたほどでした。


さくらカードの見直しは、熊本市の行財政改革のメニューに掲げられ、「制度対象の範囲、所得制限、利用額の設定など」を検討していくとなっています。要するに、利用者負担を増やす、利用額や所得・年齢等で利用制限を行っていくことなどを検討していくということです。
制度開始から23年間、この制度ほど市民に愛され、喜ばれてきた制度はないと言っていいくらいです。
その制度を、「見直し」という言葉で改悪するなんて、絶対に許してはなりません。
街頭で署名活動をしていても、ほかの署名には比べ物にならないくらい多くの方が立ち止まって、あるいは寄ってきて署名をしてくださいます。
そういう声こそ、検討委員会に反映させて、漠然と社会参加ということで話すのでなく、さくらカードの果たしてきた役割、その効果を明らかにしていくべきではないでしょうか。
以前、熊本市は、さくらカード制度の経済効果を年30億円と算出していました。
このような大事な点こそ市民に伝えていくべきです。
今後の検討委員会では、市民の意見をきちんと反映させて、市民の願いに沿った検討がなされていくことを希望したいと思います。

市民のみなさんには、「さくらカード制度をよくする会」の署名に是非ご協力いただきたいと思います。
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朝顔

2018-08-20 07:12:34 | 花だより
夏休みも、残すところあと10日となりました。
今年は、猛暑日連続のお休みでした。しかも、夕立も少なくて、庭はカラカラ。忙しい合間の水やりは、1日1回がせいぜいで、我が家の花木には申し訳なく思っています。
そんな暑い中にも、朝顔はたくさん咲いて、目を和ませてくれました。
孫が幼稚園から持って帰って来た朝顔は鉢は、鮮やかなブルーでした。私の植えたピンクと混ざって、賑やかでした。
夏の庭に、儚い美しさが際立つ朝顔も、名残りの時期を迎えています。


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地道に続けられている「熊本平和美術展」

2018-08-19 20:18:31 | 地域の中で
8月14日から19日までの6日間、熊本県立美術館分館で、「第32回熊本平和美術展」が開かれました。
なかなか時間ができず、最終日となった19日に見に行くことができました。
「第32回熊本平和美術展実行委員会」・「熊本平和美術の会」・「熊本県原爆被害者団体協議会」・「熊本市原爆被害者の会」の4団体主催で開かれているものです。
毎回観てきましたが、続けていくことは本当に大変だと思います。関係者の方々の努力のたまものだと思います。今回は、ICANのノーベル平和賞受賞に関する展示のコーナーもありました。
一つ一つの作品に込められた作者の平和の思いが、多くの人々の心に伝わり、また広がっていくことと思います。
私は、作品の創作とまではいかないので、見ることでの参加を続け、関係者の方々の思いを受け止め、広げていけたらと思っています。
このような地道な平和の活動の大切さを痛感します。


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危険なダムはいらない!・・・ダムによらない白川の治水を考える江南・江原・藤園の会で現地調査

2018-08-18 22:28:35 | 立野ダム問題
「立野ダムによらない白川の治水を考える江南・江原・藤園の会」で、立野ダムの建設予定地に出かけました。
貸し切ったマイクロバスは、いっぱいになり、総勢25名の参加でした。
現地では、「阿蘇の自然守り隊」の方々が案内を務めていただき、ダム予定地を見下ろす展望台や、長陽大橋で丁寧な説明をしていただきました。
熊本地震で大きく崩落した黒川・白川の斜面が急ピッチで修復されていました。
しかし、このような場所になぜ巨大な高さ90メートルのコンクリートダムをつくるのか、安全性の点でも、かけがえのない阿蘇の自然を壊すという点でも、とても納得できないと、改めて確信しました。
今年7月に発生した西日本豪雨災害では、ダムの緊急放流のために下流域の住民が犠牲になったことを考えると、危険なダムの建設は絶対に立ち止まって検証すべきであり、現在すでに工事を強行している国の姿勢は厳しく問われなければならないと思います。
午後に行われた「阿蘇自然守り隊」の方々との意見交換では、阿蘇の方々のダム問題への取り組みを聞き、県知事へたくさんの声を届けて、危険なダムはいらないとの立場に立っていただくような取り組みをしていこうと、話しました。
「百聞は一見にしかず」といいますが、多くの方にダム予定地を見ていただき、「ダムはいらない」の声をあげていただきたいと思いました。

(展望台から予定地を見る)


(河岸が崩落している白川・黒川の合流地点)


(復旧工事の進む長陽大橋付近)

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