新型コロナ感染症の影響で、「バイトがなくなった、収入が減って学業を続けられない」という声が全国で寄せられています。
「高等教育無償化プロジェクトFREE京都」の調査では、7割の学生が収入が減り、回答者の4人に1人が「退学・休学を考える」と答えられているそうです。
経済的な理由から学ぶことを断念しないためにと、学生・青年に支援の要望があげられていました。
全国の声を受け、文部科学省の「学生支援緊急給付金」制度が始まり、熊本県においても県独自の「困窮大学生等給付金」が支給されるようになりました。
国の制度で最大20万円、県の制度は5万円です。ぜひ、ご活用ください。
実情を踏まえ、今後さらなる支援の拡充を求めていきたいと思います。
●国の学生支援緊急給付金
【対象】バイトで学費を賄い、新型コロナで就学困難な大学・大学院・短大・専門学校等の生徒
【給付額】非課税世帯の学生 20万円
それ以外の学生 10万円
【申し込み】それぞれの大学・学校等へ申し込んでください。
●県独自の困窮大学生等給付金
【対象】住民税非課税世帯の学生へ5万円
【問合せ】県企画課 ☎333-2738