上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

6月議会一般質問(その5)一般会計繰入れを元に戻し、国民健康保険料引下げを

2024-06-19 19:18:04 | 熊本市議会
大西市長が減らし続けてきた一般会計繰入れを元に戻し、保険料引下げを
物価高に加え、国保値上げ・医療費値上げのダブルパンチ
物価高が続く中、熊本市は、本年度・1人平均5,000円、総額7.3億円の国民健康保険料を値上げしました。
しかも6月から病院での初診料・入院料・食事代など医療費負担が増え、今後は国保加入者の方が負担の重い「子育て支援金」が公的医療保険に上乗せで徴収されます。
自営業者や年金生活者、非正規労働者等が加入する国保加入者の平均所得は、他の公的医療保険加入者の半分程度か、それ以下であり、今年度の国保料値上げは、その苦境に追い打ちをかけるものです。

大西市長になって減らし続けてきた一般会計繰入れ
前市長の時は最高で28億円あった一般会計繰入れは、今年度2億1,000万円となり、10分の1以下に減額されています。
それを反映して、大西市長のもと保険料率は3回も値上げ改定、最高限度額は毎年のように上がり続けています。
所得200万円以下の人が8割を占める国民健康保険料の値上げは、命に関わる問題です。
国の方針どおりに減らし続けてきた一般会計をもとに戻し、抜本的な保険料の引き下げ、子どもの均等割廃止などの負担軽減策を実施すべきです。
一般質問では「国保加入者は所得の低い方が多い」との認識を示しつつ、負担軽減に背を向ける市長の姿勢は問われます。
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6月議会一般質問報告(その4)若者向け空家リフォーム助成が創設されます

2024-06-18 18:41:18 | 熊本市議会
提案した「若者向け空家リフォーム助成制度」が創設へ
地元の建設業者の仕事づくりを応援
建築労組のみなさんとの懇談で要望の強かった「住宅リフォーム助成制度」についても一般質問で取り上げました。
熊本市では、若者の移住促進支援事業を実施しています。
一般質問で上野議員は、社会問題化している空家をリフォームして若者のUターン・Iターンを支援する空家リフォーム助成制度など、時代のニーズや社会情勢を踏まえた住宅リフォーム助成制度実施を求めました。
市長は、「子育て世帯や若者世帯が空家を取得し、省エネや子育てを目的とした改修買う字を行う場合の助成制度を創設する」と答弁しました。

引き続き、経済効果抜群の「一般向け住宅リフォーム助成制度」に取り組みます
住宅リフォーム助成制度は、1件10万円の補助で100万円のリフォーム工事を100件実施すれば、1億円の発注額となり、100倍の効果額です。
住環境の改善で暮らしが向上するとともに、地域の中小零細事業者の仕事づくりに大きく貢献でき、わずかな補助で大きな経済効果が得られます。
地元建設業者の方々からも、「物価高で新築が減り、リフォームが増えている」の声が多数あり、仕事づくりに貢献できる「住宅リフォーム助成制度」実施への期待は高まっています。
市としては、政策目的に沿った省エネやバリアフリー化、耐震化等を促進するための助成制度を実施していますが、引き続き「一般向け住宅リフォーム助成制度」実現に取り組みます。
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「100万人の『いのちの水』地下水」について学んだ健康友の会総会

2024-06-17 21:29:51 | 地域の中で
100万人の『いのちの水』地下水を守る
「地下水」について学んだくまもと健康友の会総会
6月15日、熊本市中央区の市青年会館で「くまもと健康友の会」総会が開かれました。
今回は、記念講演にくまもと地下水政策研究会の松岡さんを招いて「100万人の『いのちの水』地下水」について学びました。

熊本市は、「世界に誇る地下水都市」を掲げ、73万人の水道水のすべてを地下水で賄っています。
以前に比べ、地下水の水位が低下し、江津湖が浅くなり、八景水谷も水が枯れているところもあります。
今問題になっているのは、そういう中で、熊本市に隣接する菊陽町に台湾企業・TSMCが進出、いよいよ第1工場の始業も間近です。
さらには、第2工場誘致が決まり、第3工場の話も出ています。
半導体関連企業の新たな誘致も含めれば、白川中流域の地下水涵養域が大規模に開発されようとしています。
地下水がどのように汲み上げられていくのか、涵養域の開発で地下水涵養はどうなるのか、工場排水は大丈夫か。
地下水量や汚染対策の両面から地下水をしっかりと守っていかなければなりません。
企業や自治体に対し、情報をしっかりと提供させ、住民が地下水の状況を把握することが必要です。
そのためにも、一人一人が「地下水」に対して関心を持ち、考えることが必要ではないでしょうか。

総会では、いのちと健康を守るために、さまざまな活動に取り組んできた1年間の活動が多彩に報告されました。
新年度も、楽しい活動ができますように。


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2024年度の読み聞かせボランティア始まる

2024-06-15 22:13:24 | 地域の中で
6月から、地元の帯山小学校での朝の読み聞かせボランティアが始まりました。
今回の担当は2年生。
図書館に選書に行きましたが、迷いに迷って、数冊借りました。
そのまま当日持っていき、直前に決定。
「えんぴつとケシゴム」、「ぼくはしょうぼうし」の2冊を読みました。
子どもたちの心には、どう届いたでしょうか。
短い本でも、いっぱい中身が詰まっていて、深い。
さらに絵本は、絵が楽しめるのです。
今回も、読んだ私は、内容も絵も楽しみました。
もちろん、子どもたちのたくさんの笑顔もかけがえのないおみやげです。



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子どもたちにより良い教科書を!・・・教科書ネットくまもと講演会

2024-06-14 17:45:10 | 教育
子どもたちにより良い教科書を手渡しましょう!
侵略戦争を美化する教科書の採択は許さない
6月9日、熊本市内で「教科書ネットくまもと」の総会が開かれました。
記念講演は、「子どもたちに渡すな!あぶない教科書 大阪の会」より元教員の相可さんが来遊され、「子どもたちにより良い教科書を!」と題し、お話しされました。



戦前の国定教科書「国史」にそっくりの令和書籍歴史教科書が登場
今回初めて、「令和書籍」の教科書が検定に合格しています。令和書籍の歴史教科書は、戦前の国定教科書「国史」にそっくり、南京大虐殺や日本軍慰安婦問題を否定し、教育勅語を礼賛、侵略戦争や植民地支配を正当化する歴史の事実を捻じ曲げた教科書です。

「令和書籍」と同じ、「育鵬社」「自由社」も子どもたちには渡せません
天皇を美化し、韓国併合を合理化し、平和主義より自衛隊の「育鵬社」。
日本は天皇の国、平和主義より安保条約で、兵器を掲載している「自由社」
いずれも、侵略戦争美化の姿勢は同じです。子どもたちには渡せません。

そのほか、公民教科書でも、平和主義を学ぶページで憲法9条よりも自衛隊の活躍を教える教科書が増えているのは、注目しなければなりません。
最近増えている「QRコード」も読み込むと、政府見解に誘導するものもあり、要チェックです。

教科書展示会に行って、意見を提出しましょう!
2024年度は、中学校教科書を採択する年度です。
6月14日~27日まで、市内各所での教科書展示会が行われます。
教科書展示会に行って、意見を書き提出しましょう。
教科書採択の資料になります。
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