アパートを借りたり、入院する際に求められる「保証人」は必要かを考える講演会が10日、伊賀市川合のあやま文化センターで開かれる。少子化などで保証人が探せない場合、本人の社会生活に大きな不利益をもたらす制度のあり方を考える。
市社会福祉協議会の主催。同社協には、これまで、「保証人を頼めず県営住宅入居を断念した」などの相談が寄せられていた。社協は昨年9月、有識者や福祉関係団体とともに保証機能のあり方に関する研究会を発足させ、保証人が不要となる仕組み作りを模索している。
講演会では、大阪市立大大学院生活科学研究科の岩間伸之准教授が社会福祉の観点からみた保証人制度のあり方について講演。弁護士の熊田均さんは「本当に『保証人制度』は必要か?-法律上の疑問-」と題して講演する。また、社協の田辺寿権利擁護課長も、各個人に応じて保証の方法を考える「(仮称)地域福祉あんしん保証システム」について説明する。
参加無料、定員先着300人。申込用紙に必要事項を記入し、市社会福祉協議会(伊賀市上野中町2976-1)に郵送や持参で申し込む。問い合わせは同社協(0595・21・9611)へ。【伝田賢史】
〔毎日新聞 伊賀版〕
市社会福祉協議会の主催。同社協には、これまで、「保証人を頼めず県営住宅入居を断念した」などの相談が寄せられていた。社協は昨年9月、有識者や福祉関係団体とともに保証機能のあり方に関する研究会を発足させ、保証人が不要となる仕組み作りを模索している。
講演会では、大阪市立大大学院生活科学研究科の岩間伸之准教授が社会福祉の観点からみた保証人制度のあり方について講演。弁護士の熊田均さんは「本当に『保証人制度』は必要か?-法律上の疑問-」と題して講演する。また、社協の田辺寿権利擁護課長も、各個人に応じて保証の方法を考える「(仮称)地域福祉あんしん保証システム」について説明する。
参加無料、定員先着300人。申込用紙に必要事項を記入し、市社会福祉協議会(伊賀市上野中町2976-1)に郵送や持参で申し込む。問い合わせは同社協(0595・21・9611)へ。【伝田賢史】
〔毎日新聞 伊賀版〕