東京多摩借地借家人組合

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住宅ドキュメンタリー映画「さようならUR」

2011年04月09日 | 住まいの貧困に取り組むネットワーク
耐震問題で揺れるUR(旧住宅公団)の団地。
生活基盤の住居が足元から揺らぐ…。

前作「ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1」で2009年度日本ジャーナリスト会議(JCJ)黒田清・JCJ新人賞を受賞した早川由美子監督最新作、「さようならUR」。

公共住宅問題を考える一助として、この映画を規模、営利、非営利問わず広く上映していけたらと思っています。そのため、自主上映会を開催してくださるサポーターの方を、大募集中です!
地域で、団地で、職場で、あるいはグループで、自主上映会開催に興味のある方は、ウェブサイトよりご連絡ください。

<作品ウェブサイト>
www.petiteadventurefilms.com

<あらすじ>
耐震性不足を理由に取り壊しが決まった、UR(旧住宅公団)管理の高幡台団地73号棟(東京・日野市)。数年前までURは耐震改修を行うと住民に知らせていたにもかかわらず、突然の方針転換。
UR団地の住宅削減方針が決まったのと時を同じくして発表された73号棟の取り壊し。背景にあるのは団地の削減、民営化なのか?
偶然この問題を知った監督が、団地に住む人々の暮らしに密着し、住宅問題の専門家、UR、国交省…と取材する中で、地震国・日本の公共住宅とその将来を考えていく、異色の”住宅”ドキュメンタリー映画。

制作:2011年、日本
上映時間:約70分

<推薦者のコメント>
住民の安全のためにあるはずの「耐震診断」を住民の追い出しのために使う。このURの姿勢こそ、「耐震」「偽装」ではないのか。怒りで耐えがたい震えが来る。     
ジャーナリスト 大谷昭宏

市場原理の嵐の中で吹き飛ばされる記憶と暮らし。私たちはもはや根づくことすら許されないのだろうか。73号棟で起きていることは私たち自身の未来である。
住まいの貧困に取り組むネットワーク世話人 稲葉剛
コメント
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