足立区扇で約19坪の宅地を賃借する寺田さん(仮名)は昨年10月地主が死亡すると相続した子供は底地を不動産業者に売却した。今年になって不動産業者の社員が訪ねて来て、「今度、うちの会社が底地を購入し新所有者になった。できれば底地を買うか、借地権を売るか早急に返事をもらいたい。これからは毎月集金に来る」と言って帰っていった。心配になった寺田さんは義理の兄が組合に入会していたことを思い出し、組合事務所を訪ねた。
組合では「建物登記が済んでいれば人地主に対抗できる。売買交渉を拒否することも可能なので簡単に結論を出す必要はない」と助言した。
(東京借地借家人新聞より)
組合では「建物登記が済んでいれば人地主に対抗できる。売買交渉を拒否することも可能なので簡単に結論を出す必要はない」と助言した。
(東京借地借家人新聞より)
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