品川区内で事業所を借りているSさん(多摩借組)の元に、大家である管理会社(M社)から更新料の請求とともに賃料月額3千円増の文書が届きました。
Sさんはこれまで3回更新し、そのたびに毎回増額され応じてきましたが、近隣の同じような条件の物件と比べてもことさら安いとは感じなかったため、増額には応じられない旨をメールしました。
しかしM社は「契約時から安いため相場に戻す」の一点張りで増額を迫ってきました。
そこでSさんは「なぜ安く募集したのか。そうしなければ部屋が埋まらなかったのなら、それが相場ではないか」と返したところ、M社からそれについての回答はなく「毎回の増額ではないので便宜を図ってほしい」と返答がありました。
Sさんは「毎回でないなら次回値上げしないことを前提に、今回千円なら応じる」とし、M社は了承しました。
大手不動産会社のWさんは「今はどこも更新のタイミングで値上げを要求しますが、借主の承諾がなければ増額できません。納得できない場合は断ってください」と話します。
Sさんは「困っている方は多いのではないか、ひとりで対応できない場合は相談を」と話しています。
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