台東区松が谷2丁目で借地している山口さん所有建物の修繕工事は、昨年10月17日に無事に終わった。
山口さんが同じ地主から土地を借りている近所の借地人2名の仲間と一緒に組合に加入したのは昨年3月のことだ。きっかけは地代の問題だったが、それよりも頭に来ていたのは修繕の問題だ。
地主は雨漏りの修繕や外壁の吹付け等にまで一々文句をつけ怒鳴り散らす。借地人の中には修繕を止めさせられ、修繕を諦めている人さえいる。
組合加入後は、「借地借家法」の勉強会にも通った。だから「修繕は自由に行える」ということは解っている。しかし、いざ修繕工事の実行となるとやはり不安だった。
組合役員の励ましを受け、山口さんは修繕工事に取り掛かった。案の定、地主がやって来て修繕工事に対して文句をつけた。だが、組合との打合せ通り「総て組合に任せてある」ということで対応し、工事を続行した。翌日、直に組合は地主に厳重抗議を申入れた。その後、工事現場に地主は一度も現われず、修繕工事は15日間で無事に完了した。(東京借地借家人新聞5月号より)
借地借家の賃貸トラブルのご相談は
東京多摩借地借家人組合
一人で悩まず 042(526)1094
組合への入会は何時でも受付けます。
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組合加入後は、「借地借家法」の勉強会にも通った。だから「修繕は自由に行える」ということは解っている。しかし、いざ修繕工事の実行となるとやはり不安だった。
組合役員の励ましを受け、山口さんは修繕工事に取り掛かった。案の定、地主がやって来て修繕工事に対して文句をつけた。だが、組合との打合せ通り「総て組合に任せてある」ということで対応し、工事を続行した。翌日、直に組合は地主に厳重抗議を申入れた。その後、工事現場に地主は一度も現われず、修繕工事は15日間で無事に完了した。(東京借地借家人新聞5月号より)
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