12月13日
京都顔見世興行を観る。
南座の工事は今年も完成ならず、顔見世はロームシアター(昨年は歌舞練所)
ロームシアターは馴染みが無い。 だが、何の事は無い、昔の京都会館
ロームシアターの階段は入り組んでおり、まるで迷路。 トイレ数も、少ないのが難点。
一階入り口左にファミマがあリ「忖度弁当(そんたくべんとう)」なる物が売られていた。
今回は阪急を利用。河原町からは往復タクシーを利用。車内から、霰(あられ)が舞い散る京都に親しむ。
馴染みの高島屋地下にて、弁当を購入。
尾州屋の蕎麦饅頭を買おうとしたが、生憎水曜日は休み。
会場は3時30分
舞妓や旦那、玄人衆の姿に、目を和ませる。
入場までの間に、女性トイレに長蛇の列。
女性トイレ内はたったの二つ。車椅子用を利用される方がいらっしゃっても合計三つ。
十代の頃の京都会館の面影が残り、ほくそ笑む。
会場内の音響は今ひとつ。
先月、いずみクラッシックホールでピアノを聴いたせいかもしれない。
歌舞伎を観るにしては舞台が広く、役者が走る姿も見受けられた。
壁には恒例の提灯。
廊下には、ご贔屓筋からの此れ又恒例の編み篭に松が飾られてはいた。
形状の問題で、飾りの松はかなり分散されて置かれていた。
招きはあったようだが、見てい無い。
ロームシアターにも、バーの設置有り。
日本酒を頼むと、ペラペラの容器に少しだけ入って、一杯が800円。
他のホールに比べ、雰囲気の無いお飲み物であった。
舞台感想は、次回の予定。
写真は観月祭『殺生石』
京の年中行事
當る戌歳 吉例顔見世興行
東西合同大歌舞伎
中村橋之助改め 八代目 中村芝翫 襲名披露
中村国生改め 四代目中村橋之助
中村宗生改め 三代目中村福之助 襲名披露
中村宜生改め 四代目中村歌之助
平成29年12月1日(金)~18日(月)
第二、俄獅子(にわかじし)
芸者
鳶頭
鳶頭
鳶頭
芸者
芸者
時蔵
国生改め橋之助
宗生改め福之助
宜生改め歌之助
芝喜松改め梅花
孝太郎
三遊亭円朝 口演
榎戸賢司 作
第三、人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)
劇中にて襲名口上申し上げ候
左官長兵衛
角海老女房お駒
女房お兼
和泉屋手代文七
娘お久
角海老手代藤助
家主甚八
和泉屋清兵衛
鳶頭伊兵衛
橋之助改め芝翫
魁春
扇雀
七之助
壱太郎
亀鶴
彌十郎
梅玉
仁左衛門
萩原雪夫 作
第四、大江山酒呑童子(おおえやましゅてんどうじ)
酒呑童子
平井保昌
濯ぎ女若狭
同 わらび
同なでしこ
源頼光
勘九郎
国生改め橋之助
壱太郎
宗生改め福之助
宜生改め歌之助
七之助