(写真は イランのエスファハーンにある、煙突のような メナーレ・マスジェデ・アリーの近くの店。
ここにはカーペットの材料が多く売られていた。
機織り機まで並べられている店もあり、興味が沸いた。 9/26)
京都 国立三十三間堂
10月5日。
京都の国立三十三間堂に行く。
イランでゾロアスター教などの建物や浮き彫りなどを各地で多く見てきたが、何となく 三十三間堂に心ひかれ、足を向ける。
三十三間堂には1001体の金の仏像(実際には修復中のもの数体と博物館3体・出張)と風神などの21体の大きな仏像が並んでいる。
そのなかにはイランに関係したもの、ゾロアスター教に関係したものも2体ばかりおかれていた。
数多くの仏像は歴史を刻み、美しく色あせていた。
1001体の金色は上品さをまし、21体の大きな仏像の衣服の部分の文様は醜くなっている。これらの文様も目を凝らしてみると、色が浮き上がってくる。青や朱や金といった色合いは上手い具合に仏像の木の色と馴染んでいる。
しかしどこの神社や仏像も、素は艶やかな色合いだったという。ここ三十三間堂の仏像たちも、色鮮やかだったに違いない。
仏像の置かれた天井を見ると、花の文様。一部明るくされ見やすくなっていたが、堂内全体の天井は暗く、目を凝らしても見にくい。それでも私は一度見た仏像や天井が名残惜しく、もう一度戻って、ゆっくりと眺めて見回った。
香の香りも心地がよく、心が落ち着く。
この空間を出ると、仏像のこかれた堂の裏側は廊下のようになり、帰りの方向につながる。
写真や瓦、小さな仏像や 目の不自由な方のためのなで仏像などがおかれていた。
そのなかにひときわ興味深い浮世絵二枚がガラスケースに入っていた。
以前正月に国立文楽劇場で観た(聞いた?)『』
懐かしく、うれしかった。
文楽感想『三十三間堂棟(むなぎの)由来』はこちら↓(2006年1月)
http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/4bb8cf76a62755b3eb197e0b8da8b557
イラン旅行の後半、カメラが壊れた。
ピントが合わない。
カメラがもてないくらいに暑くなり、一時、オーバーヒート。
一旦作動せず・・・
しばらくして、何とか作動。
だが、ショックなことに、ピントは全く合わなくなっていた。
したがって、イラン後半分の写真(私の撮ったもの)は全てピンボケ。
ここ数日載せていた写真も例外なくぼけている。
三十三間堂に行くというと、夫がカメラを貸してくれるといったが、この日は辞退。
悲しくも三十三間堂の写真は断念。
というわけで今回は三十三間堂の写真が無いことを、お許しください。
そうだ、今後はカメラをかしてもらうことにしよう・・・
カメラは、残念ですな。修理されるのですか?上の写真は、ぼけてるのですか?小生には分かりませんが。自身を持ちなされ。小生は、乱鳥さんの写真が、好きですぞ。温かみを感じます。
きのこの季節。私はきのこが好きです。
以前からここを、みさせてもらってます。
三十三間堂は、大学の時行きました。
心がおちついて、けっこういやすい空間ですね。
近くには博物館もありますよ。
また、おじゃましますね。
栗三昧とか土瓶蒸とか・・・
ダメ、夕食いただいたのに、またおなかが空いてきました。
ご訪問とコメント、ありがとうございます。
きのこ様、私もきのこも好きですよ。
また、おなかが空いてきちゃいました。
三十三間堂は落ち着きますね。
とても好きです。
頭痛を抑えるための夢のお告げで、柳の木を切り倒し、三十三間堂の棟木にすることに・・・
しかしお柳は柳の精。
この世と、そして幼いわが子と別れなければならない。
部屋の障子には柳が写り、展からは柳の葉がひらひらと舞い降りてくる・・・
そして子を覆い別れを惜しむ。
夫や子や町の衆は お柳、すなわち柳をひっぱっていく。
切ない話ですね。
浄瑠璃ではこういった内容だったようです。
しかし文楽の苦手な私は、内容についていくのに必死。
三十三間堂の頭痛封じも、こういったことからなのでしょうか・・・
それにしても、乱鳥さんは、映画や芝居が、お好きなようですな。テレビでみたいと、書いておられましたが、NHKですかな。小生も、一度、みてみましょう。
今日は歌舞伎を二演目みました。
『寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)』と『女暫(おんなしばらく)』です。
歌舞伎はNHKやBS、歌舞伎チャンネルなどでみていることが多いです。
オオタ様もよろしければ、楽しんでみてくださいね。