兵庫県立美術館 特別展 『美しき挑発 レンピッカ展』
7月11日、娘と『美しき挑発 レンピッカ展』に行く。
『美しき挑発 レンピッカ展』は正直なところ興味はなかったが、神戸での買い物と食事も兼ねて、一応おさえておくことにした。
開場につくと結構ファッショナブルな奇抜な服装の若者もいる。
流石、レンピッカ。
こういった絵は女性好みかと思っていたが、案外男性が多いことに驚く。
絵を見、解説を読み、彼女に絵は彼女の私生活と密接なつながりがあることを知る。
歌舞伎など男性が演じられる方が好みのわたしにとって、はっきり言って気持ちが悪い世界だ。
しかし、こういった世界も認められるべきだろうし、芸術として公にすることは意味があるのだと思う。
面白いのは レンピッカの被写体のとらえ方。
小出楢重などの腰の捻りと静物画の捉え方が類似しているのは有名だが、レンピッカとて同様。
彼女の愛人女性に対する見方と植物「カラー」の花や幹の描き方は同じ視線であった。
それは同性愛者以外の人間から見て、特異で奇妙で不気味な同性愛者の視線だったのかもしれない。
わたしと娘は若干の異様さを感じながらも展覧会を見続けた。
レンピッカの作品で印象に残ったのは上に記録した「カラー」の絵。
他にはキュビスムの影響を受けたもの、愛人女性の絵、他の絵に蔵寝て淡々と記されたように感じる愛娘2、3枚の絵。
当時珍しい女性運転者として抜擢された車運転の自画像やスキーの絵。
マレーネ・ディトリッヒさながらのファッショナブルで美しい彼女は贅を尽くした豪華なファッションでカメラにおさまり、自画像を描く。
『ヴォーグ』紙の表紙を飾り、ポスターを描く。
パリに居ながらにして背景にはニューヨークを描く彼女の目指すものはわたしの好みとは大きくかけ離れ、初めから最後までうらやましさを感じることはなく見終えたことを付け加えたい。
2010年7月11日(日)
レンピッカ -本能に生きた伝説の画家 ポーランド出身の女性画家タマラ・ド・レンピッカ(1898-1980)は、1920年代のパリで活動を始め、モード雑誌から抜け出したかのようなモダンな肖像画で人気を集めた。今展では、日本初公開の作品約30点を含む約90点の作品と資料でレンピッカの魅力に迫る
イラストみたいできれいな絵ですね。七月は、いろいろな所に行かれたようで、いいですね。今日から八月です。今月はどこかに行かれますか?
きれいな絵ですね。
私のイラストみたいだと感じました。
やまとさん、日がたつのは早いですね。
うかうかしてるとあっという間に一ヶ月が過ぎてしまいますね。
やまとさんもお楽しみのようす。
可能な限り、お互いにいっぱい楽しみたいですね。
今月ですか?
さて、どうしましょう、どうしましょ!(笑み)
やまとさん、いつもありがとうございます。
とても、うれしい*^^*